資産価値を持続させるためには継続的なメンテナンスが必要です。
しかしこの時代、建てた企業が存続し続けるとも限りません。創業から約80年存続してきたKizukiも例外ではありません。
だからこそ万が一の際に他の工務店でもメンテナンスを引き継げる仕組みづくりをおこなっています。
住宅履歴情報とはその家がどのようなつくりで、どのような性能なのか、また、建築後にどのような点検、修繕、リフォームが実施されたか等の記録を保存、蓄積したものです。
Kizukiでは紙の資料としてお渡しするのはもちろん、クラウド上にもデータを適宜アップロードしており、常に最新の状態に保っています。
クラウドサービスのデータは情報サービス機関が万全の状態で保管をしています。お客さまは常に確認できるのはもちろん、万が一の際にはお問い合わせいただくことで開示されるようにもなっております。
我々に万一のことがあった場合でも引き継ぎができるようにしてあるため、ご安心いただけます。
無料のアフターフォロー体制をうたう企業がありますが、この場合、「善意」が動機となります。
「善意」の場合は仕事ではないため、その時々の忙しさによっては「いきたくない・いかない」という行動にばらつきが発生してしまうことが否めません。
しかし長期優良住宅は情報管理されてなければ取り消しをされてしまいます。
我々は維持管理のプロとして毎月800円をお預かりし、3年ごとに定期点検に伺い、その内容を随時更新していく維持管理契約を交わさせていただいております。
維持管理のプロとしてお施主さまの大切な家を守るためのサポートを致します。
断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現
100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。
その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。
マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える
Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト（ライフサイクルコスト）を抑えます。
家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。
