記憶を継承する、四季を感じる安らぎの住まい
相模原市
延べ床面積約100.6㎡
UA値0.22W(㎡・K)
C値0.1㎠/㎡
■豊かな自然と調和する住まい
長年、家族の歴史を刻んできた住まいを、私たち<Kizuki>とともに建て替えられたのが、今回ご紹介するS様のお宅です。
駅から平坦で、静かな住宅街に位置するこのお宅は、30年以上住み継がれてきた愛着のある場所。
特に、南側に立派な紅葉や柿の木が育つ既存の庭は、ご家族の思い出が詰まった大切な空間です。
「この庭をそのまま活かしたい。」とのご希望と、ご家族から受け継ぎ長らく暮らしたお住まいの愛着を残しつつ、
ご家族の暮らしがより快適になるような設計を目指しました。
◾️落ち着いた佇まいの外観と庭との繋がりを深める間取り
外観全体は、ご希望だったそとん壁とガルバリウム鋼板を採用。既存のお庭とも馴染む落ち着いた表情を作り出しています。
屋根は勾配をゆるやかにすることで、建物の重心を低く見せ、街並みに溶け込む落ち着いた佇まいを実現しました。
正面のエントランス周りは、清掃が容易な土間コンクリートを採用し、ゆるやかなカーブを描いたアプローチと植栽で、親しみやすい雰囲気を演出しています。
ご家族の中心となるリビングは南側に配置し、お庭の緑と、そこからもたらされる陽光を最大限に室内に取り込むため、「佐藤の窓」を南側全面に採用されました。
透明度が高く断熱性に優れたこの窓は、冬の低い日差しを効果的に採光し、お庭の四季の移ろいも室内に美しく映し出してくれます。
また、ご要望としてあった庭との繋がりを深める「縁側的な空間」は、お庭の前の下屋にウッドデッキを設けて、家と庭をゆるやかに結ぶ中間領域をつくりました。
穏やかな光の中でティータイムを楽しんだり、ご近所様とも集えるこのウッドデッキは、日々の暮らしにやすらぎをもたらす憩いのスペースとなっています。
◾️人とのつながりを意識した内観の工夫
1階の中心にある、お母様の趣味スペースは、このお宅の中で最も特徴的な空間となっています。
洋裁が趣味のお母様のご要望を叶えるため、道具等を収納できる大きな収納棚を設け、さらに小上がりの下にも生地を収納できるスペースを確保し、使い勝手を追求しました。
ご近所の方と一緒に洋裁を楽しむために造作したテーブルは、立ち上がりを排したデザインで、どの位置からもストレスなく作業できる使いやすさを追求しています。
ここは、ご家族だけでなく、地域の方との交流も育む賑わいの中心です。
障子越しに柔らかな光が差し込むリビングは、小上がりや堀田カーペットが、和の趣とくつろぎの空間を演出し、お施主様のセンスが光る調和のとれた和モダンな空間となっています。
さらに、2Fの各お部屋には、南側の窓からお庭の緑と採光が確保できる室内窓を設置。
また、1階で過ごす家族の存在や動きを感じ、スムーズなコミュニケーションが取れるよう、空間の一体感を重視したプランニングです。
以前の住まいへの愛着を残したいとのご希望もあり、お庭にあった庭石と建て替え前の屋根瓦は、正面入り口の植栽側へ配置し、新居に唯一無二の味わいを深めています。
さらに、ご家族の歴史を見守ってきた照明たちは、丁寧な手作業で取り外され、2階廊下や玄関で、新居でも変わらぬ温もりをもって優しくご家族を照らし続けています。
お引き渡し後、高い断熱性能による室内の暖かさや、ご希望だったリビングのカーペットの心地良さなど
嬉しいご感想をたくさんいただくことができました。
ご家族の仲が良く、祖父母から受け継いだ家を大切にしたいという想いが設計段階でも強く現れていたS様邸。
引き続きご家族の歴史を刻む庭と共に、新しい住まいでの生活を心ゆくまま楽しんでいただきたいです。
<Kizuki>と一緒に、家族の想いやこだわりを一つひとつ丁寧に重ね、暮らしの楽しさと安心が両立する家づくりを始めてみませんか。







