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kizukiの家づくり

2025/11/3 (月)

小さくても心地よい。30坪以下の家づくり

「30坪以下の家って少しせまいかな・・?」
家づくりを考え始めた方から、よくいただくご相談のひとつです。
確かに、広い土地や大きな家、開放感あふれる住まいに憧れる気持ちは自然なこと。広ければ広いほど良いと思ってしまいますが、現実的には、30坪前後の家がもっとも選ばれるサイズ感とも言われています。
設計や工夫次第で暮らしを叶えることはできます。
今回は、小さくても心地よい家づくりで押さえておきたいポイントをご紹介します。

 

空間の広がりを意識する

限られた面積の中で、いかに広さを感じられるかが重要です。

間仕切りを最小限にし、実際の面積以上の開放感を生み出すことも工夫の一つ。
建具や家具を仕切りとして活用し、柔軟な間取りにしておくという方法も、無駄な仕切りを設けることもなく、将来的なライフスタイルの変化にも対応することができます。
また、居住空間や水回り、それぞれの空間のゾーニング(かたまり)を意識することもポイント。間取りもシンプルになり、広さと生活動線の快適性も向上します。
さらに、窓の配置も重要なポイント。視線が抜けるように垂れ壁をなくすと、外部空間とのつながりを感じられ、開放感のある広がりを演出できます。
光と風の取り入れ方も、居心地の良さを左右する大切な要素です。

 

収納と用途の工夫で快適さを確保する

収納は、コンパクトな家で暮らしやすさを保つ重要なポイントです。
階段下や廊下の端などデッドスペースを活用することで、居住スペースを圧迫せずに収納量を増やせます。

また、<Kizuki>で作る家は、明確な用途を持たない自由なスペースを設けることも多くあります。
例えば、子ども部屋は広さを追いすぎず、机に向かう作業はフリースペースで、子ども部屋は寝るためだけの部屋にするなど。
用途を軸にすることで家全体を効率的に使えることもあります。

 

家づくりでは、広さだけでなく、空間の見せ方や使い方を工夫することがポイントです。
光・風・動線・収納などを意識し、家族の生活に合わせた柔軟な間取りにすることで、コンパクトでも心地よく暮らせる住まいを実現できます。

限られた空間だからこそ、一つひとつの設計の意図が暮らしやすさに直結します。
30坪でも、暮らしの満足感や居心地の良さを諦める必要はありません。

私たち<Kizuki>では、土地の広さやご予算に合わせながらも、ご家族にとって「小さくても心地いい」住まいを一緒に考えていきます。
実際のプランや施工事例もご覧いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現

100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値