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スタッフのつぶやきコラム

2023/1/16 (月)

~照明のお話~

こんにちは。
インテリアコーディネーターの小泉です。

本日は照明についてのお話です。
難しいお話ではなく、今回は照明の光の色のお話です。

光の色を表す言葉に【色温度】という言葉があります。
色温度は高くなるほど青みがかった寒色系の光を表し、低くなるほど赤みがかった暖色系の光を表します。
【温度】という響きから連想するイメージとは逆に感じますね。

低い方(暖色系)から順に「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」となります。

照明の色は、単に好みで使い分けるだけではなく、場面ごとに向き・不向きがあります。

色温度は覚醒度に関係していると言われていて、
色温度の高い寒色系の光の環境下では覚醒度が高く、勉強や会議、セミナーなど長時間集中する必要があるような場面に向いていると考えられます。

対照的に色温度の低い暖色系の光の環境下では覚醒度は低く、食事やティータイムを楽しむような空間、寝室などリラックスしたい場面に向いていると言えるでしょう。

このような特徴を踏まえて住宅の照明を考えていくと、
例えば、夜中にトイレに行くためにつける照明(もしくはトイレの照明)が色温度の高い寒色系の照明だった場合、
ベッドに戻るまでに目が冴えてしまう…ということも考えられますね。

このように、照明の光の色には種類があり、色によって受ける影響も違ってきます。
お部屋の内装に合わせてお好みの色をお選びいただくことが一番であるとは思いますが
場面によってはちょっとした向き・不向きがあるということを、頭の片隅に置いておいていただけると
何かの拍子にふと、お役に立つことがあるかもしれません。

 

この記事を書いたスタッフ

広報/マーケティング

小泉 由美 Koizumi Yumi

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