2022/05/12(木)
吹き抜けがあっても寒くない
こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は吹き抜けについてです。吹き抜けと聞けば、寒いのではというイメージをお持ちかもしれませんね。
■リビング吹き抜けを配置することで電気代の節約へ

吹き抜けと聞けば、ネガティブな印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。2階スペースの減少、光熱費の負担、掃除の大変さなどが考えられるのではないでしょうか。
以前の記事で、リビング吹き抜けについてお伝えをしました。暖かく暮らすことを視野に入れた場合、電気代が上がってしまいます。しかし、リビング吹き抜けを配置することで電気代を節約することができるのです。
重要なことは、その土地で太陽が一番あたる場所はどこなのか。それを調査した上で、リビングの位置を検討します。もちろん、2階のプランニングにおいても、必然的に配置が決まるのですが、リビングの最適配置が電気代節約につながっていきます。
一方で吹き抜けは寒いという印象を持たれる方も多いですけど、<Kizuki>の家は高断熱・高気密のため、そこをきちんと伝えることで、お客さまから理解を頂いています。
■シーリングファンの配置がカギに

冬になれば乾燥しがちで、浴室やランドリールームで発生した湿気を、建物全体へ循環させるために吹き抜けが大きな役割を果たすのです。空気は湿気を含むと温度が下がって軽くなり、空間の上部へ流れていきますので、吹き抜け上部に設置したシーリングファンでその空気を拡散させています。
これから「後世までつなぐ価値ある住まい」を進めるためにも、吹き抜けの配置は重要と考えています。ぜひ、<Kizuki>の家を現場で体感してみてください。







