COLUMN

コラム

kizukiの家づくり

2024/10/17 (木)

材木屋が教える自然素材の良さ

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が考える、自然素材の良さのお話をします。

<Kizuki>は材木屋として、長く日本の伝統的な木材や自然素材と向き合ってきました。その経験をもとに、自然素材の特性や魅力、そして木との相性の良い素材についてご紹介します。

■木と相性の良い自然素材

自然素材の最大の魅力は、経年美化を楽しめることです。例えば、ビニールクロスのような人工素材は最初こそ美しく見えますが、時間と共に劣化します。一方で、自然素材は使うほどに独特の風合いを増し、味わい深い存在へと変化します。時と共に深まるその「情緒」が、住まいにさらなる愛着を生むと考えています。

木材と相性の良い自然素材ですが、基本的に自然素材同士は相性が良いと考えています。漆喰や天然石など、お互いの美しさを引き立て合う良い組み合わせです。特に、落ち着いた雰囲気を持つ石材は、木の暖かみとバランスが取れて、上品な空間を作り出します。

■最も好きな自然素材は「杉」

私が特に好きな自然素材は「杉」です。杉は日本を代表する木材であり、その美しい木目と芳醇な香りが特徴です。赤みや白みなど、豊かな色彩のバリエーションを持ち、多彩な表情を楽しめる点も魅力的です。
また、杉は軽くてしなやかでありながら、構造材としての強度も兼ね備えています。
これほどの特徴を持ちながらも、構造的にも優れた機能を発揮する木材は世界でも珍しいのです。

自然素材は、手入れをしながら使い続けることで、さらに美しくなります。
木材や漆喰など、自然素材をふんだんに取り入れた住まいは、時と共に深まる「情緒」を楽しみながら、住む人に長く愛され、代々引き継がれていきます。

ぜひ、<Kizuki>と一緒に、自然素材の良さを最大限に活かした家づくりをしませんか。

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断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

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現時点で提供できる最高クラス
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100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値