2026/01/05(月)
本当に必要なものって?引き算の設計
こんにちは、<Kizuki>です。
注文住宅は自分たちの好きな間取りで設計できることが魅力の一つですが、家づくりを進めると、やりたい間取りや憧れ設備など、ついあれこれ理想を詰め込みすぎてしまうもの。その結果、予算オーバーになってしまったり、暮らしにくい間取りになってしまったなんてことも無きにしも非ずですよね。
この過程を一緒に整理し、本当に必要なものを見極めることは、私たちの大切な役割の一つですが、これから長く暮らすであろう住まいの判断は簡単ではないと思います。
今回は、そんなときに思い出していただきたい“引き算の設計”という視点のお話です。
絶対に譲れないものを見極める・深掘りする

「家づくりで必ず叶えたいことを3つに絞って教えてください。」
弊社で家づくりを始める際に、必ずお施主様に尋ねる質問です。
3つに絞ることはなかなか難しいことだと思いますが、数をなかなか絞れない場合は、絶対に譲れないものを深掘りしてみると整理しやすくなりますのでおすすめです。
また、その際に、次のような視点で考えると整理しやすくなります。
・なぜ叶えたいのか?または絶対譲れないと思う理由
・本当に必要か?代用や省略は可能か?
・日常の中で使用頻度はどのくらい?
・今やらなくても後から実現できそう?
決して特別な視点ではないですが、改めて整理してみると、自然と優先順位が見えてきます。
家族の生活に直結する方を優先する

ご夫婦やご家族の間で希望が食い違うことも少なくありません。
そんなときは、折衷する方向ではなく、日常的に誰がよく使うのか、家族の中のどの人の生活スタイルに直結するのか、という視点で優先度を考えてみているのも方法の一つだと思います。
例えば、キッチンでの使い勝手は、料理をする機会が多い人の意見を尊重する。リビングは、家族全員が使うスペースだけど、誰が一番そのスペースを長く使うのか、リビングでどんな時間を過ごすことが多いか、何を一番に叶えたいかなど。
こうして暮らしに直結する人・コトを中心に判断していくと、無理のない選択につながり、家族全員が納得できる家づくりになると思います。
今すぐ必要?将来に回せる?

やりたいことをすべて一度に叶える必要はありません。
例えばウッドデッキや外構、子ども部屋の細かい造作などは、後から整えることも可能です。
長く暮らす住まいだからこそ、ライフスタイルの変化も考慮しつつ、一旦、「保留する」選択肢もあります。
逆に、家の躯体や壁など、後から変更が難しい部分はしっかり計画しておく必要があります。「今必要なこと」「将来でも良いこと」を分けて考えることも、無理のない家づくりにつながります。
「引き算の設計」は、単なるコスト削減や不要な要素を削る行為ではありません。
それは、「私たち家族にとって、真に価値のある暮らしとは何か」という、住まいの本質を問い直すためのプロセスです。
予算の制約は現実としてありますが、後悔を生まないために、家族が共に生きる空間で何が最も重要かを見極めることが、何よりも大切です。
極限まで研ぎ澄まされ、その家族に最適化された空間には、機能的な「暮らしやすさ」と、心にゆとりをもたらす「余白」が必ず生まれると思っています。
<Kizuki>では、お客様のご要望を丁寧に伺いながら、「今、本当に必要なこと」と「将来の楽しみにとっておけること」を一緒に整理し、ご満足いただける家づくりを提案いたします。
実際のプランや施工事例もご覧いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。








