2026/01/19(月)
子供が巣立った後、変化する暮らし方を考える
最近では、終の棲家として家づくりをご検討される方からのお問い合わせも増えてきました。
家づくりを考えるタイミングは人それぞれですが、今回は子どもが巣立った後など、ライフステージの変化に応じた住まいをテーマにお話しします。
暮らし方の変化に対応できる余白をつくる

お子さまがいらっしゃる場合は、子ども部屋の確保が優先されることも多いですが、独立後は家族構成や生活動線も変わります。
だからこそ私たちは、設計の段階から“少し先のライフステージ”までを視野に入れ、使い方を限定しない「余白のあるスペース」をあえてつくることをご提案しています。
例えば、子ども部屋は“寝るためのスペース”として割り切り、勉強や作業はフリースペースを活用するようにすると、無理に子ども部屋を広くする必要がなく、家全体を効率よく使うことができます。
また、固定の壁ではなく間仕切りで区切る設計にすることで、将来は趣味のコーナーにしたり、来客時の簡易スペースにしたりと、ライフスタイルに合わせて柔軟に使い方を変えられるのも大きなメリットです。
コンパクトに収める間取りで家事の負担を軽減

余白スペースを活かす一方で、長く住む将来を見据えて、日常の動線を考慮しておくことも大切なことの一つです。
例えば、水回りをコンパクトにまとめることで、洗濯や掃除、料理といった家事の移動距離を短縮できます。
配置も意識しておくことで、階段の上り下りを最小限できるなど、日々のちょっとした動作の負担も軽減できます。
さらに、収納は各部屋に必ず設置するという考えではなく、必要な場所に集中させることで、物を探しに行く手間が減り、暮らしが自然と整いやすくなります。
家全体をシンプルで回遊性のある間取りにしておくことも、長く安心して暮らせる住まいをつくるための工夫です。
少し余談になりますが、実際に弊社で家を建てられた60代のご家族がいらっしゃるお施主様で、“あえて、お母さまの寝室を2階にしたい”とご希望された方がいらっしゃいました。
その理由は、「負担を減らす」ためではなく“これからも元気でいるために、日常の中で自然と足腰を鍛えられる環境にしたい”という前向きな想いからでした。
家づくりには、こうした住む方の最適があると思っています。
だからこそ私たちは、一般的な正解だけにとらわれず、一人ひとりの価値観や暮らし方に寄り添いながら、さまざまな視点で間取りを一緒に考えることを大切にしています。
住まい自体の選択肢を考える

子どもが巣立った後は、部屋数や生活スペースが過剰になることもあります。将来のライフスタイルを踏まえ、「住み続ける」「リノベーションする」「住み替える」「賃貸として活用する」といった選択肢も検討しておくと安心です。
住んでいる時の快適性はもちろんですが、将来手放す可能性も意識して、資産価値を維持できる設計や設備を整えておくことも、将来安心して暮らせるポイントになるかもしれません。
ライフステージの変化に応じた住まいを考えることは、長く快適に暮らすために欠かせない視点です。子どもが巣立った後も、趣味や家族の時間を楽しめる住まいにするため、間取りや空間の余白、日常の動線、そして将来の選択肢まで意識してみると良いかと思います。
<Kizuki>では、お客様のライフスタイルや将来の暮らし方に合わせたプランをご提案しています。さまざまな視点から、長く心地よく暮らせる住まいを一緒に考えいきませんか?
実際のプランや施工事例もご覧いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。







