columnコラム

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は、<Kizuki>でまさに現在工事中のお宅をレポートします。

■気密測定とは？

断熱工事も着々と進んできました。いよいよ<Kizuki>の根幹となる断熱工事が終わりを迎えようとしています。

そして、先日は気密測定を実施しました。

気密測定とは、住宅における隙間の量を計測する検査の事。これによって、住宅の隙間相当面積を数値として知ることができます。

方法としては、強力なファンを使って、建物内の空気を外に出していきます。もし、隙間が多い住宅であれば、隙間から多くの外気が建物内に流れ込みますので、屋内と屋外の気圧差があまり生じません。

しかし、隙間の少ない住宅であれば、外気の流入は少なくなりますので、屋内と屋外の気圧差が大きくなります。

<Kizuki>は、1階床部分、外壁、屋根などに断熱材を配置し、窓には樹脂サッシトリプルガラス仕様としています。さらに、気密テープなどを使って隙間を作らない住宅を目指しています。これが数値化されることで、隙間の無さがより鮮明になっていくのです。

数字としては、断熱等級7（お客さまの希望で6へ変更可能）をベースに、UA値（外皮平均熱貫流率の略称）は平均0.25、Ｃ値（隙間面積）は実測として0.1から0.2、Ｑ値（建物内部から逃げる熱量を、延べ床面積で割ったもの）は設計時で1以下を基本としています。

もちろん、数字の裏付けは必要ですが、私たちが大切にしているのは「冬の自然温度」です。空調を使わずとも1月の最低室温を18度に保つことを前提として、数字を設定しています。冬でも快適に過ごすことを目指す<Kizuki>の家づくりを体感してみてはいかがでしょうか。