広報/マーケティング
小泉 由美 Koizumi Yumi
コラム
こんにちは。
インテリアコーディネーターの小泉です。
今回は色についてのお話をしたいと思います。
外装・内装問わず家づくりにおいて、色を決める場面は多々あります。
例えばお施主様との壁塗装色のお打合せの中では
『違和感のない色の組合せが分からない』
『床との相性はどうなのだろう』
『アクセントに別の色を取り入れたいけど何色がいいか…』
『センスに自信がないから無難にまとめたい』など、様々なお声が聞かれます。
その中で、ほとんどの方から共通して聞かれるお声が
『色見本(サンプル)だといい色に見えるけど、実際の大きさになったらどうなのだろう?』というものです。
確かにお手元で小さな範囲で見たときにきれいな色であっても、実際の壁や床など
大きな面積になったときにどう感じるのかは気になりますね。
色には『面積効果』と言って、面積が大きくなればなるほど鮮やかに明るく見える特性があります。
色見本帳などでは『明るくてきれい』と感じて選んだ色が、実際の壁として見たときに『思った以上に明るくて派手…』ということも。
他にも、周囲の色の影響を受けることで違った色に見える『対比効果』というものもあります。
色見本帳では台紙は白のことが多いかと思いますが、壁の色として考えたときには、床や天井・家具の色によって、 色見本帳で見たイメージと違う感じ方をすることもあるかもしれません。
(想像していたよりも)明るすぎた、落ち着かない、暗い…など、イメージとの相違を少しでも避けるためには、 色見本帳だけでなく、A4程度の大きさのサンプルで確認したり、ショールームや完成見学会に足を運んで実際に見てみるなどしてみるといいのではないでしょうか。
広報/マーケティング
小泉 由美 Koizumi Yumi
断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現
100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。
その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。
マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える
Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。
家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。