2023/02/22(水)
【横浜市省エネ住宅相談員研修会】にてお話しする機会をいただきました

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。
昨日、横浜市の省エネ住宅相談員研修会にて、今年度横浜市省エネ住宅補助制度を利用した断熱等級7の新築について講演の機会をいただきました。(省エネ相談員制度についてはこちらから→https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/jutaku/sien/shoene/event/shoenesoudan.html)
講演後は、相談員の方々から質疑をいただき、改めてなぜ【高性能な住宅なのか】を考えさせられることができました。
当然、高性能化をすれば、建設コストは上がっていきます。恐らく、今までの議論はそこで終わっていたのかもしれません。その議論の結果が、現状の良質なストックと呼ぶには程遠い多々の住宅なのではないでしょうか。

海外から輸入される様々な資源は高騰し、日々生活するためのエネルギーコストも高止まりしている現状、今後もこのような不安を感じながら暮らさなければならないのか。私たちよりもっともっと長い人生を歩む子供たちに、この課題を残したまま、今までの延長線で多くのギャップを渡して行って良いのだろうか。
物理的に出来ないことにチャレンジするのは、難しいかもしれません。しかし、高性能住宅を作るのはそう難しい事ではありません。コストに関しても、イニシャルとランニングにコスト分解していけば、どの時点で結果コストがどうなっているのかが明確なはずです。
一緒に隣を歩く子供たちと、いつまでも一緒に歩いてあげられるわけではありません。いつか彼らは私たちを追い抜き、私たちが見ることのできない先の道を歩いていきます。彼らのその道にある障害を可能な範囲取り除いてあげたい。最後までは見ることができないその歩く姿が、いつまでも笑顔でいてくれることを願い、行動するのが私たち住宅生産者の責務だと考えております。
家づくりをする皆様へその価値観を強いるものではありません。色々なお考えがあって最適解の家づくりになることを願っております。
今回は、少しソフト的な観点をお伝えしました。







