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家づくりコラム

2024/2/8 (木)

家づくりで知っておきたい単位「モジュール」

 

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は、家づくりで知っておきたい単位として「モジュール」をご紹介いたします。

■木造住宅を設計する上で基準となる基本寸法

住宅の設計を考える上で、大きさなどの基準はどのように考えるべきなのでしょうか。

どんな数字でも良いのではなく、基準となる基本寸法があり、それを「モジュール」と呼んでいます。

モジュールには主に、次の3種類があります。

尺モジュール 910㎜
メーターモジュール 1000㎜
インチモジュール 1218㎜

この中で一番使われているのは尺モジュールです。
尺という単位は、日本で古くから使われてきた尺貫法によるもので、910㎜は3尺になります。910㎜を基本寸法にして、柱芯(柱の中心)の距離を2分の1の455㎜、3分の1の303㎜、2倍の1820㎜、3倍の2730㎜という具合で寸法を設定します。

関東間サイズの尺モジュールは通常910㎜で、これに対して関西では988㎜の京間サイズが尺モジュールとして一般的でした。しかし、最近では関西でも910㎜の尺モジュールが使用されるようになっています。

910㎜を基準とする間取りでは、一部を他のモジュールで設計すると、モジュール崩れ(または間崩れ)が発生し、構造の安定性や材料の無駄が生じる可能性があります。
近年では、より広い間取りを実現するために、メーターモジュールを取り入れたプランが増えています。メーターモジュールを使用すると、尺モジュールに比べて廊下幅が90㎜拡大し、畳6畳も20%広くなります。

家づくりを始めるまで、様々な希望を抱くことになりますが、モジュールという考え方を知ることで、木造住宅のスケールを実感できるのではないでしょうか。
もちろん、<Kizuki>としてもヒアリングを重ねながら、お客さまにとって最良のプランニングを提示できればと考えております。

ぜひ、<Kizuki>とともに家づくりを進めてみませんか。

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100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

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Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値