2024/10/10(木)
標準仕様の壁材の特徴と向き不向きが知りたい
こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が採用している標準仕様の壁材について、その特徴やメリット・デメリットをお話しします。
■Kizukiが選ぶ壁材とは?
<Kizuki>では、自然素材にこだわり、「紙クロス」を2種類使用し、「素地仕上げ」「自然塗料デュブロン塗り」「漆喰塗料フェザーフィール塗り」などの仕上げを施しています。これにより、素材の魅力を最大限に引き出すだけでなく、自然の温もりを感じられる空間を提供しています。
■オガファーザーとKOBAUの特徴

オガファーザーは、紙クロスの中に木のチップが練り込まれており、自然素材らしい表情と温かみのある質感が特徴です。この素材は使うほどに味わいが増し、経年変化を楽しむことができます。
一方、クロスの継ぎ目が目立ちやすいというデメリットがあり、漆喰や塗料を使った仕上げが推奨されます。
KOBAUは、しっかりした質感の紙クロスで、ひび割れが生じにくいのが特徴です。強度が高く、メンテナンスも比較的容易です。ローラーで塗料を塗ることで、重厚感のある仕上がりを実現できるため、手軽さと美しさを兼ね備えています。
ただし、KOBAUはデザインのシンプルさが特徴ですが、他のインテリアと調和しやすい反面、単調に感じられる場合もあります。
また、KOBAU+フェザーフィールで施工することで、部分的な補修が簡単で、例えばお子さまが壁を傷つけてしまった場合でも、その部分だけ塗り直すことができ、補修跡が目立ちにくいというメリットがあります。
■素材選定における配慮
<Kizuki>では、基本的にお客様の要望に柔軟に対応していますが、建物全体のデザインやコンセプトと大きく異なる素材については、慎重に対応することがあります。
例えば、キャラクターのクロスなど、家全体の雰囲気を損なう可能性があるため、自然素材を活かした代替案を提案することもあります。
しかし、自然素材に関しては、どの素材も相性が良いとされているため、大きな制約はありません。
<Kizuki>では、メンテナンスのしやすさや美しい仕上がりを保つため、最適な素材と仕上げ方を常に追求し、長く住まえる家づくりをサポートします。







