COLUMN

コラム

  • HOME
  • コラム
  • 工務店として地域循環経済を考える

kizukiの家づくり

2024/12/5 (木)

工務店として地域循環経済を考える

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が考える、地域循環経済の実現についてお話しします。

■地域循環経済の第一歩は、地域の工務店で家を建てること

地域循環経済を考える際、<Kizuki>がまず注目するのは「地域内での循環経済」です。
地域の工務店に建築を依頼するメリットのひとつは、費やされたお金が地域内で再循環することです。
地域や国内の製品を使用し家を建てることで産業が育ち地域の経済が豊かになり、地域循環経済を成形する第一歩となります。

■地域の木材を積極的に活用

<Kizuki>では「地域の木材」を積極的に活用しています。
ここでいう「地域」とは、主に「関東」となり、栃木と茨城と福島の県境山間部に位置する「八溝(やみぞ)」と呼ばれる地域の木材を使用しています。八溝杉は品質が高く、安定した供給が可能な地域資源です。構造材や床材、天井材などに使用することで、地域資源の循環に貢献しています。
もちろん、それに固執することなく、より良い建材を使用するため、「地域」を「日本」とし、北海道産の広葉樹を使用したフローリング材を採用するなど選択肢を広めるために柔軟な考えを持つことも大切だと考えています。
建築における建材も日本製のものを選ぶ意識がありますが、ものによっては海外製の方が高い品質の場合もあり、高品質な住まいを建てる上で柔軟な考えを持つことは必要になります。
そのため、「良い家を建てる」という前提条件のもとでは、地域に捉われ過ぎずお客様に最適な素材を選ぶ考えが大切なのです。

地域循環経済は、<Kizuki>の家づくりの基盤です。
地域工務店として、地元の職人や業者との関係を大切にし、家づくりにおける「人」の循環も図っています。
こうした地域との連携は、ただの建築作業にとどまらず、地域全体の豊かさや持続可能性にも寄与するものと考えています。

メールフォームからの
お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

045-931-2801

月〜土 8:00~17:00

断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現

100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値