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columnコラム

家づくりコラム

2022/06/21(火)

新しい家でどのような豊かさを叶えたいですか? その1

新しい家でどのような豊かさを叶えたいですか? その1

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。皆さまにおいても、新築の住宅を購入する上で、様々なことを家づくりに求められることでしょう。今回は、私たち<Kizuki>がどのようにお客さまの豊かさを実現させていくのか。その過程についてお伝えしましょう。

■「新しい家でどのような豊かさを叶えたいのですか」と質問するだけです

以前にもお話した通り、<Kizuki>ではお客さまが描いてきた間取りをお受けしておりません。お客さまとの最初の打ち合わせで、<Kizuki>としての考えを示し、内容に同意頂いた方が次の打ち合わせへ進むことになります。

2回目の打ち合わせでは、最初にお客さまへ「新しい家でどのような豊かさを叶えたいのですか」と質問。

具体的には、
1)必ず叶えたことを3つ
2)次に叶えたいことを5つ
3)それ以外
をノートなどに書いていただいています。

新しく住む家にあればいいなと思うもの、本当にやりたいことなど、様々なことに目を向けるため、お客さまにおいて整理がつかなくなるのです。だから、初めに大事なことを3つ、次に5つ、それ以外で分けていただき、家族内で意見交換をお願いしています。

家庭内で議論を突き詰めていくと、最初の3つはご主人が何個で奥さんが何個ということになるのです。ご主人の中で絶対に守りたいことが1個ある場合、奥さんには残り2個を譲るというご家庭もあります。

■「本当はこれではないですか」を導くのが<Kizuki>の仕事です

ここまで話が出来上がってくれば、も間取りというキーワードが議論の中から出てくることはありません。書いていただいた内容を見ながら、例えばそこに高断熱というキーワードがあると、「それは<Kizuki>の標準仕様なので」とリストから削除することができます。これで1個余るわけですから、ここでご主人が「俺がこれを持ってくる」となり、新たなディスカッションが始まるのです。

私たちの仕事は、お客さまがリストアップされた中で、「本当はこれではないですか」ということを表に出してあげることだと考えています。私の経験上、このような内容こそが、お客さまの家づくりにかける想いだったりするのです。

こうしたヒアリングが、お客さまにおける良い家づくりに繋がっていきます。以前にも「間取りだけにとらわれた家に豊かさはない」とお伝えをしましたが、お客さまとのコミュニケーションをしっかり図る事が重要だと考えています。

「後世までつなぐ価値ある住まい」を目指すために、<Kizuki>とお客さまの間でどのような過程で進んでいくのか。ぜひ、皆さまにもワクワクして頂けるような、エピソードを綴っていきたいと考えております。

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