2023/01/26(木)
建築物件の追跡レポート 横浜市戸塚区 S様(石膏ボード施工)
こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は、<Kizuki>でまさに現在工事中のお宅をレポートします。
■石膏ボードは優れた下地材


工事は内装へと移ってきました。内壁の下地材となる石膏ボードを施工していくと、少しずつ部屋の雰囲気が分かってくる頃だと思われます。
石膏ボードは建築物の壁や天井の内装下地材として、建築現場で広く使われているのが実情です。
メリットはたくさんありますが、まずは安価であることです。安価であるが故に、住宅建築やリフォームにかかる費用を抑えることができます。
次に施工がしやすいことです。石膏ボードは、市販で販売されているカッターナイフで切断することが可能です。クロスや壁紙などの仕上げ材を接着できるため、場合によっては自分好みに仕上げることができます。

三番目は、耐火性と防火性に優れていること。石膏ボードに使用されている石膏には約20%の結晶水が含まれていますので、火災が起こった時にそれが水蒸気となって少しずつ放出されるため、屋内の温度上昇スピードを遅らせることができるのです。
最後は遮音性。石膏ボードは音を通しにくいのも特徴です。厚みが増すことで遮音性は向上されます。
釘やねじが固定できない、点の衝撃・水や湿気に弱い、一般ごみで廃棄できないといったデメリットもありますが、多くの建築現場では石膏ボードが使用されています。
住宅が完成すると仕上げ材に隠れますので、直接石膏ボードを見ることができませんが、内壁や天井、場合によっては床の下地材として石膏ボードが活躍していることを忘れないでもらいたいと思います。







