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kizukiの家づくり

2023/12/21 (木)

Kizukiだから教えたい断熱性能等級 ~Kizukiが外付加断熱を採用している理由~

 

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は、<Kizuki>が外付加断熱を採用している理由についてお届けします。

■熱橋を解消し断熱性能の向上を実現

前回のコラム【Kizukiだから教えたい断熱性能等級 ~断熱性能等級の違い~】では、断熱性能等級ごとの違いをお伝えしました。

関連記事はこちら
https://kizuki-home.co.jp/column/p2467/

<Kizuki>では、外付加断熱を採用しています。

外付加断熱(※)を取り入れることで、外壁面の内側における放射温度が向上し、特に西日が影響する西側や放射冷却がある北側でははっきりと違いが現れます。これらの点は実際に体感していただくと、その効果を理解しやすくなるでしょう。

※外付加断熱
外壁の柱間に配置された断熱材に加え、さらに外側へ高性能断熱材(Kizukiであればネオマフォーム45㎜)を設置した工法。

木造住宅に使用する木材(柱、梁など)は熱が伝わりやすい特性を持ち、断熱材よりも熱伝導率が高くなります。木材に熱が伝わる現象を熱橋若しくはヒートブリッジと呼んでいますが、これにより建物の柱や梁などの木材が建物内外に熱を伝えてしまう現象が生じることで断熱性能を落とす可能性があり、外付加断熱は、これらの現象を解消できると言われています。

さらに、外付加断熱を採用することで、断熱性能等級が7になります。等級7と6の主な違いは、前回のコラムもお伝えした通り、UA値(外皮平均熱貫流率)とηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)によります。

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断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
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100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値