COLUMN

コラム

  • HOME
  • コラム
  • 日射量が少ない土地で最適・最高の温度になる設計をするためには

kizukiの家づくり

2024/11/14 (木)

日射量が少ない土地で最適・最高の温度になる設計をするためには

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が考える、日射量が少ない土地で最適・最高の温度になる設計についてお話します。

■日射量が少ない土地での設計の工夫

日射量が少ない土地では、適切な室温を確保するために様々な設計上の工夫が必要です。特に、周囲に高い建造物がある場合、太陽光の取り入れが難しくなるため、設計の初期段階からしっかりと対応策を検討することが重要です。
まず、建物や窓の配置が鍵となります。

<Kizuki>では、設計の段階で「シャドーチェック」を実施しています。これは、周囲の建造物などが作る影の影響をシミュレーションし、最大限に太陽光を取り込めるように窓の配置や大きさを確認する工程です。このチェックをもとに、最適な配置や間取りを決定し、自然光を効率的に有効活用します。

次に、日射が少ない環境であっても、熱を逃がさない工夫が求められます。ここで重要なのが、窓のガラス選定です。窓からの熱損失を最小限にするためには、断熱性能の高いガラスを使用し、外部の冷気を遮断しつつ、内部の熱を保つことが必要です。このガラスの選定により、得られる日射量が少なくても、建物内部に取り込んだ熱を長時間保持することができます。

■断熱性能と換気計画の重要性

パッシブデザインだけでは十分な暖かさを確保できない場合もあります。そのため、断熱性能の向上と無駄のない換気計画が不可欠です。
<Kizuki>では、断熱性を高めるための素材や施工方法を採用し、エアコンなどの暖房設備を効果的に使う設計を行っています。これにより、暖房で温めた空気が逃げにくくなり、効率的に室温を保つことができます。

また、換気に関しても注意が必要です。過剰な換気はエネルギーの無駄遣いにつながります。<Kizuki>では、部屋の滞在人数や使用状況に合わせて、最適な換気計画を行います。これにより、無駄な換気を減らしながら、必要な新鮮な空気を取り入れることができ、エネルギー効率を高めています。

日射量が少ない土地でも適切な設計と工夫により、快適な室温を実現することが可能です。<Kizuki>では、シャドーチェックや断熱性能の向上、無駄のない換気計画を通じて、住まいの快適さとエネルギー効率を両立させています。

メールフォームからの
お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

045-931-2801

月〜土 8:00~17:00

断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現

100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値