2023/04/17(月)
Kizukiスタッフが好きな木を紹介 その10
こんにちは、<Kizuki>のスタッフT.Kです。今回は、私が好きな木についてお届けします。
■成長特性の違いでもオールマイティ

私の好きな木は杉です。杉はこのブログで他の<Kizuki>スタッフが紹介している通り、木目の美しさと香り、構造材にも使用できるなど、様々な魅力を持っています。
美しさ、香り、材種の強さ。これだけでも十分にオールマイティだと思いますが、色々調べてみると、杉の品種ごとで成長特性に違いがあることを知りました。
出典:https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/kankyou/mori120601.html
各品種を幼齢期(約10年生)、若齢期(約30年生)、壮齢期(約50年生)と成長過程を分けて考えてみると、ホウライジスギ(愛知)は幼・若齢期、マスヤマスギ(富山)は壮齢期に樹高が高くなっていました。長野県に生息するクマスギは、他の二品種に比べて樹高が低いのですが、成長は持続しています。
この実験結果を陸上競技に例えてみると、ホウライジスギは短距離型、マスヤマスギは長距離型、クマスギは成長を持続できるフルマラソン型に例えることができます。つまり、杉は品種ごとに成長の個性が違うというオールマイティさを兼ね備えているのです。
個性の違いを感じること。<Kizuki>は「後世までつなぐ価値ある住まい」を目指し、100年後も資産価値が続く家づくりを進行中です。そして、構造の一翼を担う柱や梁で「杉」を採用していて、それを適材適所で使用することにより、高品質で価値ある住宅が完成できます。
ぜひ、現場から<Kizuki>の家づくりを体感してみませんか。







