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columnコラム

kizukiの家づくり

2023/11/30(木)

Kizukiだから教えたい断熱性能等級 ~断熱性能等級とは~

Kizukiだから教えたい断熱性能等級 ~断熱性能等級とは~

こんにちは。横浜で注文住宅を手がけるKizuki(小泉木材)です。

今回は、住宅の断熱性能を示す「断熱等性能等級」についてお伝えします。

住宅会社のホームページやカタログを見ると、「断熱等級6」「最高等級7」といった言葉が使われています。しかし、この等級がどのような制度に基づくものなのか、分かりにくいと感じる方もいるのではないでしょうか。

断熱等性能等級は、住宅会社がそれぞれ独自に定めるものではありません。住宅の性能を共通の基準で確認するために設けられた指標です。

目次

 

 

品確法をもとに制定された「住宅性能表示制度」

住宅を新築する際には、建築基準法に基づく建築確認申請が必要です。

建築基準法では、建物の敷地や構造、設備、用途などについて、守るべき最低限の基準を定めています。

ただし、基準を満たして建てられた住宅であっても、断熱性や耐震性などの性能がどの程度なのかは、以前は消費者にとって分かりにくいものでした。

そこで、住宅の性能を共通の基準で評価し、分かりやすく表示するため、2000年に「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」が施行されました。

この法律に基づいて設けられたのが、「住宅性能表示制度」です。

住宅性能表示制度では、構造の安全性、火災時の安全性、劣化の軽減、維持管理への配慮、空気環境など、住宅のさまざまな性能を評価します。

評価分野のひとつが、「温熱環境・エネルギー消費量」です。住宅の断熱性能を示す「断熱等性能等級」も、この中に位置付けられています。

住宅会社ごとに異なる表現だけでなく、共通の基準を使って性能を比較できることが、住宅性能表示制度の大きな役割です。

 

省エネルギー化を背景に、最高等級は7へ

断熱等性能等級は、制度が始まった当初、等級4が最高等級でした。

その後、住宅のさらなる省エネルギー化を進めるため、2022年4月に等級5が新設されました。同年10月には、戸建住宅の等級6・7も設けられています。現在の最高等級は、等級7です。

また、2025年4月以降に着工する新築住宅には、原則として省エネ基準への適合が義務付けられています。断熱等性能等級では、等級4が現在の省エネ基準にあたります。

ただし、等級4は、新築住宅を建てるために求められる現在の基準です。その上には、ZEH水準に相当する等級5と、さらに高い断熱性能を求める等級6・7があります。

住宅は、建ててから何十年と暮らす場所です。今の基準を満たしているかだけでなく、将来も少ないエネルギーで快適に暮らせるかという視点が、これまで以上に重要になっています。

参考:国土交通省「省エネ基準引き上げへ。脱炭素化も。」

▶ 断熱性能等級1〜7の違いと、横浜で家を建てるときの考え方

 

断熱等性能等級を決めるUA値とηAC値

断熱等性能等級は、建築する地域ごとに定められたUA値とηAC値をもとに評価されます。

UA値|住宅全体からどのくらい熱が逃げるか

UA値は「外皮平均熱貫流率」といい、住宅全体からどのくらい熱が逃げるのかを示す数値です。

外壁や屋根、床、基礎、窓などから外へ逃げる熱量を、住宅の外皮面積で割って算出します。数値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高い住宅であることを表します。

ηAC値|夏の日射熱がどのくらい入るか

ηAC値は「冷房期の平均日射熱取得率」といい、夏の日射熱が住宅の中へどのくらい入るのかを示す数値です。

数値が小さいほど、夏の日射熱が室内へ入りにくいことを表します。窓の性能や大きさ、方角、庇などによる日射遮蔽も、この数値に関係します。

断熱性能というと、冬の暖かさを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、夏の暑さを室内へ入れにくくすることも、快適な住環境をつくるうえで大切です。

UA値とηAC値の基準は全国一律ではありません。日本は気候条件によって1〜8の地域に区分され、地域ごとに基準値が定められています。

Kizukiの拠点である横浜市は、「6地域」に該当します。

▶ 横浜で断熱等級7は必要?断熱等級6との違いと考え方

 

断熱等性能等級を、家づくりの判断材料に

これからの家づくりでは、地震や台風などの自然災害に備えることに加え、少ないエネルギーで快適に暮らせる住まいを考える必要があります。

断熱等性能等級は、住宅の省エネルギー性を考えるための大切な指標です。住宅会社を比較する際には、採用している断熱等級やUA値について確認してみてください。

ただし、等級やUA値だけで、実際の室温や暮らしやすさのすべてが決まるわけではありません。

断熱性能を実際の心地よさにつなげるには、気密性能、窓、換気、日射の取り入れ方・遮り方、設計、施工精度まで、住宅全体で考えることが大切です。

Kizukiでは、断熱等性能等級7を標準としています。断熱・気密・窓・換気などを総合的に考え、長く心地よく暮らせる室内環境につなげることを大切にしています。

▶ Kizukiの住宅性能について詳しく見る

▶ 高性能住宅とは?性能だけでは決まらない「いい家」の条件

 

第9回日本エコハウス大賞で総合グランプリ受賞
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※この記事は2026年8月時点の制度・基準をもとに更新しています。

 

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