2026/07/03(金)
世界基準で考える、”健康に暮らせる住まい”とは

こんにちは、<Kizuki>です。
冬になると、
「暖房をつけているのに足元が寒い」
「リビングは暖かいのに、廊下や脱衣所は寒い」
「朝起きるのがつらい」……
日本では当たり前とされているこうした感覚も、世界に目を向けると決して当たり前ではないということをご存知ですか?
特にヨーロッパでは、「暖かい家で暮らすこと」は快適性の問題ではなく、健康を守るための基本条件として考えられています。

デザイン以上に大切な「高断熱で健康を支える住環境」
私たちは家づくりを考えるとき、間取りやデザイン、設備などに目を奪われがちです。
もちろん、それらも暮らしを豊かにする大切な要素です。
しかし海外では、それらと同じくらい、あるいはそれ以上に重視されているのが、「健康に暮らせる住環境」であるかどうか。
例えば、WHO(世界保健機関)が2018年に公表した『住まいと健康に関するガイドライン』では、冬季の室内温度として「18℃以上」を強く推奨しています。これは単に快適だからではありません。寒い室内環境は血圧の上昇や循環器系への負担につながることが知られており、高齢者をはじめとする多くの人の健康に深刻な影響を与える可能性があるからです。
だからこそ、ヨーロッパでは、住宅の断熱性能や省エネルギー性能に関する厳しい基準が整備され、「寒い家をつくらない」ための仕組みづくりが進められてきました。
例えばイギリスでは、室温が一定基準に達しない賃貸住宅は「健康リスクがある」とみなされ、法的に改善命令や罰則が科される仕組み(HHSRS)があるほど、住環境と健康が直結して考えられています。

出典:
厚生労働省 健康増進担当者向けツール (e-健康づくりネット)
https://kennet.mhlw.go.jp/tools/tools_temperature/index
日本でも近年は省エネ基準の強化や高性能住宅への補助制度が充実してきましたが、ヨーロッパではこうした考え方がより早い段階から社会全体に浸透し、住宅づくりの前提として定着しています。
つまり海外では、住宅性能は単なる快適性の追求ではなく、人々が健康に暮らすための「社会基盤(インフラ)」として位置づけられているのです。

「暖房を頑張る家」ではなく「快適な室温を保つ家」
日本では寒くなったら暖房をつけるのが一般的です。
しかし、それでも廊下や洗面室、トイレは寒いままという住宅も少なくありません。
私たちは長い間、「冬は寒いもの」「暖房でその場をしのぐもの」という考え方に慣れてきました。
一方で、ヨーロッパや北米では、「暖房を頑張る」のではなく、「暖房が効き続ける家をつくる」という考え方が主流です。
住宅そのものの断熱性能を極限まで高め、熱を逃がしにくくすることで、少ないエネルギーでも家全体を快適な温度に保ちます。
設備で寒さを解決するのか。
それとも、建物そのもので解決するのか。
ここには、住まいに対する根本的な考え方の違いがあるのかもしれません。

ヒートショックを防ぐ「家全体」を暖める視点
海外では、リビングだけ暖かければ良いとは考えません。
なぜなら、人は一日の中で家の中を移動しながら暮らしているからです。当たり前のことですが、私たちはリビングだけで生活しているわけではありません。
リビングから廊下へ。廊下から洗面室へ。洗面室から浴室へ。
そのたびに大きな温度差があると、身体には想像以上の負担がかかります。
日本でも近年よく耳にする「ヒートショック」は、その代表例です。暖かい場所と寒い場所を行き来することで血圧が大きく変動し、健康リスクを高める要因になると言われています。
だから海外では、「部屋を暖める」のではなく、「家全体の温度差を小さくする」ことが重視されているのです。
本当の「暖かい家」とは、家族が家のどこにいても安心して暮らせる環境が整った家のことを指します。

「窓」の重要性
実は、冬に室内の暖房の熱が逃げる割合は「窓などの開口部からが約58%」と、半分以上を占めていることが分かっています(一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会データより)。
どれだけ壁や屋根の断熱性能を高めても、窓から熱が逃げてしまえば快適な室内環境は維持できません。
ドイツや北欧諸国では、トリプルガラスや高性能な樹脂サッシが広く採用されています。
それは単に寒い地域だからではありません。窓の性能が、住まいの快適性や省エネルギー性、そして健康的な暮らしにどれほど大きく関わるかを、社会全体が深く理解しているからです。
家の快適さは、冷暖房機器のパワーだけで決まるものではありません。
夏の暑さや冬の寒さをできるだけ室内に持ち込まないこと。そのための断熱性能や窓の性能を重視する考え方が、世界の住宅づくりには根付いています。

100年先の子どもたちへ繋ぐ、本当に価値ある住まい
家族が安心して眠れること。
冬の朝も快適に目覚められること。
歳を重ねても身体への負担が少ないこと。
住まいがそれらを叶えることこそが、世界基準で見ても変わらない、「本当に価値ある住まい」の条件なのだと思うのです。
Kizukiでは、家を家族の健康と日常を支える“環境そのもの”として捉えています。
家族が何十年先も、同じように安心して暮らせること。
その状態をつくるために、私たちは断熱・気密・窓・換気といった要素を、単体ではなく複合的に捉えながら、これからの未来に向けた設計を行っています。
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神奈川・横浜・湘南エリアで、高断熱・高気密の木の家を建てるならKizuki(小泉木材)
断熱等級7・耐震等級3相当の高性能に加え、国産木材を活かした住まいで、
家族が心地よく、長く安心して暮らせる住環境を。
Kizukiは、100年先も住まう人に寄り添う家をつくり続けています。
まずはお気軽にご相談ください。
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