2026/09/11(金)
むしろこれが最適!?家づくりで予算を抑える一工夫

こんにちは。横浜で注文住宅を手がけるKizuki(小泉木材)です。
理想のマイホーム像を膨らませていく注文住宅の家づくり。しかし、打ち合わせが進むにつれて見積もり額が膨らみ、「予算オーバー」の壁にぶつかる方も少なくありません。

【参考データ】イエコン『【注文住宅】建築費用が予算内に収まるケースはわずか2割!264人に聞いた“注文住宅で不満だったこと”』
不動産情報メディア「イエコン」が実施したアンケート調査によると、なんと全体の77.7%もの人が「予算オーバーした(大幅に・やや含む)」と回答しており、建築費用が当初の予算内に収まったケースはわずか2割程度という厳しい現実が明らかになっています。
家づくりの予算オーバーは、決して珍しいことではなく「誰もが通る道」と言えます。だからこそ重要になるのが、ただ要望を諦めるのではなく、「削ることで、むしろ暮らしやすくなる工夫」という視点。今回は、予算を賢く抑えつつ、住まいの満足度をグッと高めるためのアイデアをご紹介します。

「扉」や「壁」をあえて減らしてみる
コストダウンと聞いて設備のグレードを下げることを真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、実は間取りの引き算こそが非常に高い効果を発揮します。その代表例が、室内を細かく区切る「扉(建具)」や「壁」を減らすことです。
ドアや引き戸といった建具は、本体代だけでなく、取り付ける枠の施工や職人さんの人件費がしっかりとかかるため、意外とコストが上がる部分でもあります。
クローゼットやパントリーの扉をなくす
例えば、収納庫や収納棚、寝室など、扉があるのが当たり前と思いがちですが、あえて扉をつけずにオープンにするという選択もあります。
パントリーなどは扉をなくすことで、荷物を持ったままでも出入りでき、家事動線がスムーズに。さらに、段差や開け閉めの動作がなくなるため、将来的なバリアフリーの観点からも非常に安心です。
仕切り壁は「後回し」に
また、お子様が小さいうちは子供部屋の真ん中の仕切り壁を作らず、大きな1部屋として開放的に使うのもおすすめです。施工費用を抑えられるだけでなく、ライフステージの変化に合わせて、将来的に家具で仕切ったり、必要になったタイミングでDIYや簡単なリフォームで壁を作ったりする方が、空間を無駄なくフレキシブルに活用できます。
ちなみにKizukiの場合、エアコン1〜2台で全室快適に過ごしていただけ高断熱・高気密設計のため、温度を保つための間仕切りは必要ありません。むしろ家全体の空気を効率よく循環させていくことが重要になるため、設計段階から不要な扉は作らないことが多いのです。

設備や内装の「メリハリ」をとことん意識する
全てをこだわりたいという気持ちは山々ではありますが、、「お金をかける場所(こだわりゾーン)」と「予算を抑える場所(標準ゾーン)」を明確に分けることも、予算コントロールには重要な要素です。また、メリハリとつけることで、意外と全体の雰囲気に統一感やまとまりが出てくるということもあります。
水回り(配管)をなるべく1箇所にまとめる
キッチン、お風呂、トイレ、洗面所などの水回りは、家の中で散らばらせず、できるだけ近くにギュッとまとめる設計にするのがおすすめです。配管が短くシンプルになるため、材料費や水道工事の費用を大きく抑えることができます。また、将来的なメンテナンスや万が一の水漏れ時の修理がしやすくなるというメリットもあります。
バルコニーやベランダを作らない
洗濯物を干すために必須と思われがちなバルコニーですが、実は建築費用が高くなりやすい場所の一つです。メンテナンスコストも将来的にかかり続けます。
弊社は、ご要望がない限りは、基本的に乾燥機や室内干しを取り入れた暮らしをご提案しています。そのため、生活の中でベランダやバルコニーが必要になってくる場面はほとんどありません。”バルコニーで過ごす時間をどれくらい重視したいか”という観点から、本当に必要か見極めてみるのもおすすめです。
照明や家具は「後付け」も考える
すっきりして人気のダウンライトですが、個数が増えると器具代と電気工事費が比例して上がります。照明はメインの場所以外はシンプルにしておき、後からお気に入りのペンダントライトなどを購入して取り付けるのも素敵です。
同じように、造作家具も数が増えれば費用がかさむ部分。「こだわりゾーン」と「標準ゾーン」の棲み分けを意識し、住み始めてから本当に必要なら置くという選択肢を持っておくことも大切です。

これからの安心のために、譲ってはいけないこと
ここまでコストを抑えるアイデアを色々とお伝えしてきましたが、性能面(耐震性・断熱性・気密性)だけは、絶対にコストダウンの対象にしてはいけません。これらは生涯の光熱費や住み心地、そして何より家族の安全に直結する部分であり、後から簡単に変更することができないからです。
私たちKizukiは、30年先の世界基準を見据えた設計を行っています。さらに、目先のコストだけでなく、将来的な修繕費用までを見据えて、部材の耐用年数をきちんと捉えた上で最適な資材を選定しています。
その先の暮らしを、ずっと安心して笑顔で過ごしていただくために。
あらゆる視点から、あなたの理想と予算のベストバランスが叶う家づくりをサポートします。予算オーバーにお悩みの方も、ぜひ一度Kizukiにご相談ください。

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