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家づくりコラム

2022/3/15 (火)

塗り重ねが10回以上もできるメンテナンス性の高い紙クロス

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>の家づくりに欠かせないこだわりの材料から、紙クロスであるオガファーザーをお届けします。

■ビニールクロスはローコストだが耐用年数は10年から15年ぐらい

昨今、住宅の内装仕上げに欠かせないのが壁紙による仕上げです。壁紙の中でもよく用いられるのが「ビニールクロス」ではないでしょうか。

ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニルを主原料とする壁紙のことで、様々な加工に対応できるのが特徴です。プリント柄が一番わかりやすい事例だと思われます。

ビニールクロスの大きなメリットは、ローコストであることです。内装仕上げで考えれば、一番低価格で実現できるでしょう。ただ、一度施工をしてしまうと補修が難しくなることがデメリットで、耐用年数も一般的には10年から15年と言われています。

■<Kizuki>ではドイツ生まれの紙クロスであるオガファーザーを採用

<Kizuki>が目指していることは「後世までつなぐ価値ある住まい」であり、30年ごとにメンテナンスができる家づくりです。前述のビニールクロスであれば、耐用年数が10年から15年とされていることもあり、「後世までつなぐ価値ある住まい」を実現することが難しくなってしまいます。

そのため<Kizuki>では、紙クロスであるドイツ生まれのオガファーザーを採用しています。

オガファーザーは木と紙が原料であり、日本の環境に適した材料です。快適な住環境を作ることができる数少ない建材の一つで、紙という素材感から日本人の心にも馴染む素材なのです。

<Kizuki>が着目するポイントとしては、メンテナンスが容易であることです。仕上げは漆喰調水性塗料デュブロンという自然塗料を塗装しますが、この塗料は塗り重ねが10回以上もできるメンテナンス性の高い素材です。

オガファーザーは、原材料が再生可能なものであり、健康被害を起こすようなものは使用していません。住む人だけでなく、製造者の健康までにも配慮された製品で、様々な認証制度を受けるなど、安全性が証明されています。

高いメンテナンス性と安全性、デザインも考慮されている紙クロスのオガファーザーは、まさに<Kizuki>が目指す「後世までつなぐ価値ある住まい」において、欠かせない材料です。ぜひ、<Kizuki>の現場で体感してみてください。

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断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

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現時点で提供できる最高クラス
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100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値