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columnコラム

木材について

2022/05/26(木)

材木屋だから教えたい豆知識その4 柱

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こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は母体である材木屋にちなんで、豆知識をお届けいたします。第4回目は柱についてです。

■木造住宅において柱は一番重要な部分

柱は建築物を支える上で、最も重要な部分です。

どんな建築物においても、そのものの重さが存在します。これを自重と呼んでいますが、自重を支える部材こそが柱なのです。

自重には様々な種類があります。柱もそうですが、はりや筋交いなどの構造部材、壁や屋根といった仕上げ部分にも重さがあり、これらの重さだけでも相当なものになっています。

他にも生活している人、設置する家具などの家財による重量があります。これは床部分へ主に影響するものとなり、それも柱が受けています。

また、屋根に積もる雪や台風などからによる力(風圧力)などからも影響を受けるなど、柱は様々なところから加わる上部の力を支えているのです。

■明確な根拠から柱にはスギの無垢材を採用

<Kizuki>の家においては、地域貢献も加味してスギの無垢材を採用しています。スギの無垢材が持つ材料強度から、全棟許容応力度計算とする構造計算を実施していますので、明確な算定根拠を持った家づくりを展開しています。

スギの材料強度は他の材種に比べると低くなりますが、無理のかからない間取りを目指すことで、弱点を補っています。柱に無理のかからないプランニングを施すことで、構造計算においても基準から少し余裕を持った算定が可能になります。

柱は木造住宅を建築する上で、一番重要な部位です。一番大事な部位だからこそ、明確な根拠を裏付けとして、「後世までつなぐ価値ある住まい」となるような家づくりを目指しています。ぜひ、現場で<Kizuki>の家づくりを体感してみてはいかがでしょうか。

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