こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が考える、「住宅ストック」のお話をします。
■「住宅すごろく」に代表される、フロー型の家づくり
「住宅すごろく」というものをご存じでしょうか?
住宅すごろくは、1973年に高度経済成長期の都市住居者の住まい替えをゲームの双六に例えたもので、最終的に庭付き一戸建て住宅を購入することが目標とされています。
この背景には、戦後の復興や住宅建設計画法による住宅建設促進の影響を受けています。
引用:住宅双六
■フロー型から、ストック型の家づくりにシフトチェンジ
2006年に住生活基本法が成立し、住宅建設計画法は廃止。2016年改定された住生活基本法では、「住宅ストックからの視点」として、「住宅すごろくを超えて、適切な維持管理やリフォームの実施により、価値が低下せず、魅力が市場で評価され、流通することにより、資産として次の世代に継承されていく新たな流れの創出」と記載されています。
つまり、国は「住宅の量よりも質」を重視しているのです。大量生産されて数十年で価値を失う住宅ではなく、何世代にもわたって住み続けられる家、すなわち住宅のストック化を支持しています。
■<Kizuki>が考える「住宅ストック」とは
<Kizuki>では、住宅ストック=「長期優良住宅」と考えます。
「長期優良住宅」は長期間にわたって良好な状態で使用するための優良な住宅のことです。
品質を保証するための基準と認定制度を導入し、保障された住宅はストック化される仕組みです。
2014年に「中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針」において、「長期優良住宅」の耐久年数は100年と認められ、適切な修繕などを行うことで、それ以上に住宅の価値を維持できることが明記されました。
そのため、<Kizuki>では、家を建てた後も定期的なメンテナンス計画を立てています。
さらに、正確な住宅履歴情報をデータとして蓄積することで価値のある住宅を持続させるための、システムも構築しています。
ぜひ、<Kizuki>と一緒に「長期優良住宅」な家づくりを進めてみませんか。