こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が考える、「長持ちする家の条件」のお話をします。
家を長持ちさせるには、様々な条件があります。
その中でも住宅を100年維持するためには、骨組みの中に湿気を入れないということが最も重要です。
■湿気を寄せ付けない秘訣は「付加断熱」
そのために必要なのは、付加断熱です。付加断熱とは、柱の間に設置した断熱材(充填断熱)と外側の断熱材(外張り断熱)を組み合わせた工法で、<Kizuki>では付加断熱を採用しています。
壁にはセルロースファイバー充填105㎜の上に外付加断熱ネオマフォーム45㎜を採用し、充填断熱セルロースファイバーの内側には、超長期の内部結露を防ぐために防湿気密シートを採用しています。壁だけでなく、天井や床など様々な箇所に適切な断熱材を用いています。
付加断熱を行う理由としては、柱や梁から熱が伝わる熱橋(ヒートブリッジ)を防ぐためです。付加断熱を行わないと、柱や梁が熱膨張と収縮を繰り返して縮んでしまい、断熱材との間に隙間が生じ、断熱性能が低下します。その結果、湿気が侵入し、内部で結露が発生し、骨組みが腐食してしまいます。
付加断熱を行うことで、家を100年持たせるように考えています。
■断熱性能を100年持たせるための細かい工夫
また、石膏ボードと断熱材の間に40㎜の層を設け、電気配線を通すことで、間取り変更等のリフォームや電気配線の交換にも対応できるようにしています。
これらの工夫により、重要な断熱部分は100年触れずに保たれます。
もちろん、3年ごとの定期点検をおこないながら、メンテナンスが必要な場合には交換・補修を行うことで100年持続する家が実現できるのです。
構造見学会では、それらを実際に目で見ることができるので、ご自身の目でみて実感していただくとより理解してもらえるとのではないでしょうか。
ぜひ、<Kizuki>と一緒に「100年後も資産価値が続く家」について考え、次世代に残せる家づくりを進めてみませんか。