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家づくりコラム

2024/5/30 (木)

Kizikiが考える「長持ちする家の条件」とは

 

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が考える、「長持ちする家の条件」のお話をします。

家を長持ちさせるには、様々な条件があります。
その中でも住宅を100年維持するためには、骨組みの中に湿気を入れないということが最も重要です。

■湿気を寄せ付けない秘訣は「付加断熱」

そのために必要なのは、付加断熱です。付加断熱とは、柱の間に設置した断熱材(充填断熱)と外側の断熱材(外張り断熱)を組み合わせた工法で、<Kizuki>では付加断熱を採用しています。

壁にはセルロースファイバー充填105㎜の上に外付加断熱ネオマフォーム45㎜を採用し、充填断熱セルロースファイバーの内側には、超長期の内部結露を防ぐために防湿気密シートを採用しています。壁だけでなく、天井や床など様々な箇所に適切な断熱材を用いています。

付加断熱を行う理由としては、柱や梁から熱が伝わる熱橋(ヒートブリッジ)を防ぐためです。付加断熱を行わないと、柱や梁が熱膨張と収縮を繰り返して縮んでしまい、断熱材との間に隙間が生じ、断熱性能が低下します。その結果、湿気が侵入し、内部で結露が発生し、骨組みが腐食してしまいます。

付加断熱を行うことで、家を100年持たせるように考えています。

■断熱性能を100年持たせるための細かい工夫

また、石膏ボードと断熱材の間に40㎜の層を設け、電気配線を通すことで、間取り変更等のリフォームや電気配線の交換にも対応できるようにしています。

これらの工夫により、重要な断熱部分は100年触れずに保たれます。

もちろん、3年ごとの定期点検をおこないながら、メンテナンスが必要な場合には交換・補修を行うことで100年持続する家が実現できるのです。

構造見学会では、それらを実際に目で見ることができるので、ご自身の目でみて実感していただくとより理解してもらえるとのではないでしょうか。

ぜひ、<Kizuki>と一緒に「100年後も資産価値が続く家」について考え、次世代に残せる家づくりを進めてみませんか。

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断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現

100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値