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kizukiの家づくり

2025/03/06(木)

「佐藤の窓」とは?高性能木製サッシの特徴・メリット・デメリットを解説

「佐藤の窓」とは?高性能木製サッシの特徴・メリット・デメリットを解説

こんにちは。横浜で注文住宅を手がけるKizuki(小泉木材)です。

高断熱・高気密住宅を考えるうえで、実はとても重要なのが「窓」です。
壁や屋根に高性能な断熱材を使っていても、窓の性能が十分でなければ、そこから多くの熱が出入りしてしまいます。
そんな窓の性能を考える中で、Kizukiが住まいや設計に応じて採用しているのが、高性能木製窓「佐藤の窓」です。

・佐藤の窓ってどんな窓?
・普通の窓とは何が違う?
・木製サッシって腐ったり、メンテナンスが大変だったりしない?
・樹脂サッシでも十分なのでは?

この記事では、「佐藤の窓」に関する疑問や、特徴・断熱性能、木製サッシならではのメリット・デメリット、住宅の快適性に窓が重要な理由、そしてKizukiが佐藤の窓を採用する理由までわかりやすく解説します。

 

目次

 

 

佐藤の窓とは?

「佐藤の窓」は、ドイツのsmartwin(スマートウィン)の技術をもとに、日本国内で製造されている高性能な木製窓です。
名前の「佐藤」は、日本でこの高性能木製窓の製造・普及に取り組んできた、株式会社パッシオパッシブの佐藤大治さんに由来しています。
大きな特徴は、木製フレームとトリプルガラスを組み合わせ、高い断熱性能を実現していること。
窓全体の断熱性能を表すUw値は0.62W/㎡Kという高い性能を持ち、フレーム部分にも熱を逃がしにくくする工夫が施されています。

さらに、性能だけでなく、室内から見たときの木の質感や、窓そのものの美しさも魅力です。
Kizukiでは、こうした性能とデザイン、そして窓を通して外の景色や自然を感じられることに魅力を感じ、住まいや設計に応じて「佐藤の窓」を採用しています。

 

 

なぜ高性能住宅では「窓」が重要?

高断熱住宅というと、「壁にどんな断熱材を使っているか」「断熱材が何cm入っているか」に目が向きがちです。
しかし、住宅の断熱性能を考えるうえで、窓はとても重要な部分です。
窓は、壁や屋根と比べて熱が出入りしやすい場所だからです。

冬は暖房で暖めた室内の熱が窓から外へ逃げ、夏は外の暑さや日射熱が窓から室内へ入ります。
そのため、住宅全体の断熱性能を高めるには、壁や屋根だけではなく、窓を含めて建物全体で考える必要があります。
特に断熱等級6・7のような高い断熱性能を目指す住宅では、「どんな窓を、どこに、どのくらいの大きさで設置するのか」が、住宅性能だけでなく実際の暮らしの快適さにも関係します。

▶ 高気密・高断熱住宅について詳しく見る

 

 

佐藤の窓の特徴

では、一般的な住宅用サッシと「佐藤の窓」では何が違うのでしょうか。

 

高い断熱性能

佐藤の窓は、窓全体の断熱性能を示すUw値0.62W/㎡Kという高い断熱性能を持っています。
Uw値は、窓からどのくらい熱が伝わるのかを表す数値で、基本的には小さいほど熱を伝えにくく、断熱性能が高いことを意味します。
住宅全体の断熱性能を示すUA値とは異なり、Uw値は窓そのものの性能を見るための指標です。

 

トリプルガラスを採用

佐藤の窓には、3枚のガラスで構成されたトリプルガラスが採用されています。
ガラスを複層化し、その間に空気層などを設けることで、室内と屋外の間で熱が伝わるのを抑えます。
高断熱住宅では、壁や屋根の断熱性能を高めるだけではなく、こうした窓の断熱性能を高めることも重要です。

 

木製フレーム

佐藤の窓の大きな特徴が、木製のフレームです。
木は、アルミなどの金属と比べて熱を伝えにくい素材です。
さらに佐藤の窓では、木製フレームの外側にも断熱材を施工することで、フレーム部分を通して熱が逃げる「熱橋」を抑える工夫がされています。

 

木ならではの質感とデザイン

窓は住宅性能を支える設備であると同時に、室内から毎日目にするものでもあります。
木製フレームは、無垢材や漆喰などの自然素材ともなじみやすく、窓辺に柔らかな印象を与えてくれます。
Kizukiが佐藤の窓に魅力を感じている理由も、性能だけではありません。
窓を単なる「開口部」としてではなく、外の景色を切り取り、室内と自然をつなぐ場所として考えられることも、大きな魅力だと感じています。

 

 

佐藤の窓・木製サッシのメリット

断熱性能を高めやすい

木は熱を伝えにくい素材のため、木製フレームは高断熱住宅との相性がよい素材のひとつです。
佐藤の窓では、トリプルガラスやフレーム部分の断熱などを組み合わせることで、高い断熱性能を実現しています。

 

窓際の温度低下を抑えやすい

冬に窓の近くへ行くと、冷気を感じることがあります。
これは窓の表面温度が下がることで、窓付近の空気が冷やされることなどが関係しています。
窓の断熱性能を高めることで、室内側の窓表面の温度低下を抑えやすくなり、窓の近くでも快適に過ごしやすくなります。
大きな窓を設けたい住宅では、こうした窓際の快適性も大切です。

 

木の家と相性がいい

Kizukiでは、国産木材や無垢材など、木を活かした家づくりを大切にしています。
室内から見える窓枠も木になることで、床や柱、家具などと素材感を合わせやすく、空間全体に自然な一体感が生まれます。

 

大きな窓から景色を楽しめる

Kizukiでは、窓を「光を入れるための設備」だけとは考えていません。
庭の緑や空、周囲の景色を室内に取り込み、家の中にいながら外とのつながりを感じられることも、窓の大切な役割です。
性能の高い窓を使うことで、大きな開口を設けながら、住宅全体の断熱性能とのバランスを考えた設計もしやすくなります。

 

 

佐藤の窓・木製サッシのデメリットや注意点

高い性能と木ならではの美しさを持つ「佐藤の窓」ですが、どんな住宅にも無条件でおすすめできるというわけではありません。
採用する前に、デメリットや注意点も知っておくことが大切です。

 

一般的な窓よりコストがかかる

高性能なトリプルガラスや木製フレームなどを使用するため、一般的な住宅用サッシと比べると導入コストは高くなります。
そのため、住宅のすべての窓を高性能木製窓にすることだけが正解とは限りません。
予算や方角、窓の大きさ、その窓から得たい景色や日射などを考えながら、どこに採用するのかを検討することも大切です。

 

重量がある

トリプルガラスを使用した大きな木製窓は重量があります。
そのため、搬入や施工にも一般的なサッシとは異なる配慮や技術が必要になります。
Kizukiの施工現場でも、大きな佐藤の窓を搬入する際には複数人で対応しています。

 

木製ならではのメンテナンスを考える必要がある

木は自然素材です。
そのため、木製窓を長く使っていくには、設置環境や仕上げ、使用状況に応じた点検やメンテナンスを考える必要があります。
「木製だから何もしなくても大丈夫」と考えるのではなく、長く使うためにどのような手入れが必要なのかを、採用時に住宅会社へ確認しておくことをおすすめします。

 

窓単体の性能だけでは決まらない

どれだけ性能の高い窓でも、取り付け部分に隙間や熱橋があれば、本来の性能を十分に活かせません。
高性能な窓ほど、窓そのものの性能だけでなく、建物との取り合いや断熱・気密施工まで含めて考えることが重要です。

 

 

木製窓は腐る?結露は大丈夫?

木製サッシについて調べている方の中には、「木だから腐るのでは?」「結露しないの?」と心配する方もいると思います。
まず、木製窓だから必ず腐るというわけではありません。
ただし木は水分の影響を受ける素材なので、雨水を適切に処理する納まりや施工、使用環境に応じたメンテナンスは重要です。

また、結露についても「高性能な窓を使えば絶対に発生しない」と考えるべきではありません。
結露は、室内外の温度差や湿度、窓表面の温度など、複数の条件によって発生します。
窓そのものの断熱性能を高めることは窓表面の温度低下を抑えることにつながりますが、窓と壁の接合部分に熱が逃げやすい場所があれば、その部分の温度が下がる可能性があります。
そのためKizukiでは、窓だけを高性能にするのではなく、外付加断熱なども含めて建物全体で熱橋を減らすことを重視しています。

▶ Kizukiが外付加断熱を採用している理由

 

 

断熱だけではない「日射」を活かす窓の考え方

高性能住宅の窓を考えるとき、断熱性能と同じくらい大切なのが「日射」です。
冬は、南側の窓から太陽の熱を室内へ取り込むことで、自然のエネルギーを暖房のように利用することができます。
一方で夏に強い日差しがそのまま室内へ入ると、室温が上がる原因になります。
つまり、高性能な窓を採用するだけではなく、「冬の日射は取り入れる」「夏の日射はできるだけ遮る」という設計を一緒に考えることが重要です。

窓の大きさや方角、庇、外付けブラインド、周囲の建物などを考慮しながら、季節によって太陽の熱を上手にコントロールする。
Kizukiでは、窓の性能値だけではなく、その土地で窓がどのような役割を果たすのかまで考えて設計することを大切にしています。

 

樹脂サッシと木製サッシ、どちらがいい?

「高断熱住宅なら、樹脂サッシと木製サッシのどちらを選べばいい?」という疑問を持つ方もいると思います。
これは、一概にどちらが優れているとはいえません。
高性能な樹脂サッシにも、断熱性能やメンテナンス性、コストなどのメリットがあります。
一方、木製サッシには、木という素材自体の熱の伝わりにくさや、自然素材ならではの質感、デザイン性などの魅力があります。

大切なのは、「木製だからいい」「樹脂だからいい」と素材だけで判断することではありません。
窓全体の断熱性能、ガラスの性能、大きさ、方角、日射取得、設置場所、コスト、メンテナンス、そして住宅全体の断熱・気密性能まで含めて選ぶことが大切です。
Kizukiでも、すべての住宅・すべての窓に「佐藤の窓」を採用しているわけではありません。
その土地、その住まい、その窓に求める役割を考えながら、適した窓を選択しています。

 

 

Kizukiでの「佐藤の窓」採用事例

Kizukiでは、実際の注文住宅や高性能賃貸住宅などで「佐藤の窓」を採用しています。
たとえば、弊社の高性能賃貸「Kizuki Terracehouse」の桜台・川和台では、全窓「佐藤の窓」を採用。
また、これまでの注文住宅でも、大きな窓から庭や外の景色を楽しみながら、高い住宅性能との両立を目指す設計に佐藤の窓を取り入れてきました。
私たちが大切にしているのは、「高性能な窓を使った家」をつくることではありません。

窓の先にある庭の緑を眺めたり、冬の暖かな日差しを感じたり、家の中にいながら季節の変化を楽しんだりすること。
窓を通して、暮らしそのものが豊かになることを大切にしています。

▶ 【高性能賃貸】「佐藤の窓」がやってきた!

▶ Kizukiの施工事例を見る

 

 

Kizukiが「佐藤の窓」を採用する理由

Kizukiが「佐藤の窓」に魅力を感じている理由は、単に断熱性能が高いからではありません。
Kizukiでは、断熱等性能等級7を標準とし、住宅全体の高断熱・高気密化に取り組んでいます。
その性能を実際の暮らしの快適さにつなげるためには、壁や屋根だけでなく、熱の出入りが大きい窓まで含めて考える必要があります。

そして同時に、家は性能の数字だけでつくられるものではないとも考えています。
窓の向こうに庭の木が見えること。冬の暖かな日差しが室内に入ること。木製の窓枠が無垢の床や自然素材と馴染むこと。大きな窓のそばに、家族が自然と集まること。

「佐藤の窓」は、高い住宅性能と、Kizukiが大切にしている木の家の心地よさ、その両方を考えることができる窓のひとつです。
だからこそKizukiでは、「性能が高いから採用する」のではなく、土地や設計、予算、そこでどんな暮らしをしたいのかを考えながら、佐藤の窓を提案しています。

▶ Kizukiの住宅性能について詳しく見る

 

高性能な窓や家づくりについて、もっと詳しく知りたい方へ

窓は、住宅の断熱性能だけでなく、日射や景色、室内の心地よさにも関わる大切な要素です。

Kizukiのモデルルームでは、実際に「佐藤の窓」をご覧いただけます。

ガラス越しの景色の見え方や、木製フレームの質感、窓辺に立ったときの印象など、写真や数値だけでは伝わりにくい魅力を、ぜひ実際に確かめてみてください。

▶ モデルルームで佐藤の窓を見てみる

 

高気密・高断熱住宅やKizukiの家づくりについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶ 高気密・高断熱住宅とは?メリット・デメリットと神奈川・横浜で建てるポイント

▶ 断熱性能等級とは?1〜7の違いと横浜で家を建てるときの考え方

▶ Kizukiが外付加断熱を採用している理由

 

 

 

神奈川・横浜・湘南エリアで、高断熱・高気密の木の家を建てるならKizuki(小泉木材)

断熱等級7・耐震等級3の性能に加え、国産木材を活かした住まいで、
家族が心地よく、長く安心して暮らせる住環境を。
Kizukiは、100年先も住まう人に寄り添う家をつくり続けています。

まずはお気軽にご相談ください。

【公式YouTube】KizukiのROOM TOUR公開中

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※この記事は2026年8月時点の情報をもとに内容を更新しています。

よくある質問

A

高断熱・高気密とは、簡単に言うと「魔法瓶のように熱を逃がさず、隙間を減らした家」のことです。
外気温の影響を受けにくいため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。家じゅうの温度が一定に保たれ、冷暖房費を抑えられるのが魅力です。

一般的な家との違いは「家全体の保温力」です。普通の家は部屋ごとの温度差や隙間風、結露が生じやすいのに対し、高断熱・高気密住宅は廊下やトイレまで暖かく、結露を防ぎながら最小限の冷暖房で快適さを保てます。

これらは、断熱材の厚みや施工方法、隙間を徹底してなくす高度な技術など、複合的な要素によって実現されます。
KIZUKIでは、断熱等級7・UA値0.25・C値0.1〜0.2を実現し、最高水準の性能をお届けしています。

A

Kizukiでは、全棟で気密測定を行ないますので、ご安心ください。
Kizukiの社内基準は、C値(隙間相当面積)0.2㎠/㎡以下としています。
C値0.2という数値は、「家一軒分の隙間を集めてもハガキ約1/4枚分(スマホより小さいサイズ)」程度しかないということになります。熟練の職人技と徹底した現場管理があるからこそ実現できる、Kizukiこだわりの高気密施工です。

※C値とは...住宅にどれくらいの隙間があるかを示す「気密性能」の指標です。

A

弊社では、各建物の断熱性能や内部に入ってくる日射量等を計算し空調(エアコン)や換気の仕様を決めております。また、ご家族に人数や、滞在時間帯などの住まい方によっても設計方法も異なります。ヒアリングをしていくなかで、最適解を検討しご案内いたします。
多く採用しているのが、冬用の床下エアコンと夏用の小屋裏エアコンの組み合わせです。家族構成によって、壁掛けエアコンを設置する場合もあります。
換気も、第一種・第三種換気を使い分けております。

▼標準仕様のご紹介はこちら
https://kizuki-home.co.jp/standard/

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