こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は、収納についてお届けします。家づくりにおいて、収納スペースは気になるところですね。
■洗濯物の運搬動線を短くするランドリールームと収納の関係性

新築で家づくりをされるまで、多くの方は賃貸で家を探されていた方が多いのではないでしょうか。その時に、間取りとともに気になるのが収納スペース。
では、収納スペースは多いほうが良いのでしょうか。
収納の話を具体的にする前に、<Kizuki>の家づくりでは、バルコニーが無いことをお伝えしました。バルコニーの代わりに、ランドリールームを配置していますが、実はこれが収納スペースと結びついているのです。
ランドリールームで洗濯物を干すことになりますが、洗濯物を管理する側からすれば、できるだけ近くに洗濯物をしまったほうが楽になるはずです。つまり、ランドリールームの近くに家族全員で利用できる収納があれば、ランドリールームと収納が近くなり、洗濯物を運ぶ動線を短くすることができます。
収納の大きさは3畳から4畳。お子さまが2人いらっしゃるご家庭の場合、子ども部屋に各1畳、主寝室に2畳と考えれば妥当な大きさだと考えています。
ランドリールーム周辺に収納スペースを設けることができれば、各居室に収納スペースを配置する必要が無くなります。そうなれば、子ども部屋を3畳から4畳半に収めることができ、コンパクトな空間づくりが可能となります。
他には、玄関脇に土間収納(3畳から4畳)、1階にはダイニングまわりに収納を配置していますが、スペースとしては4人家族で十分だと考えています。適材適所で部屋を配置しながら、スペースを有効活用すること。
<Kizuki>は「後世までつなぐ価値ある住まい」を目指して、家づくりを展開しています。これをきっかけに、収納に対する考えを見つめ直してみませんか。