こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>の家づくりに欠かせないこだわりの材料から、紙クロスであるオガファーザーをお届けします。
■ビニールクロスはローコストだが耐用年数は10年から15年ぐらい

昨今、住宅の内装仕上げに欠かせないのが壁紙による仕上げです。壁紙の中でもよく用いられるのが「ビニールクロス」ではないでしょうか。
ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニルを主原料とする壁紙のことで、様々な加工に対応できるのが特徴です。プリント柄が一番わかりやすい事例だと思われます。
ビニールクロスの大きなメリットは、ローコストであることです。内装仕上げで考えれば、一番低価格で実現できるでしょう。ただ、一度施工をしてしまうと補修が難しくなることがデメリットで、耐用年数も一般的には10年から15年と言われています。
■<Kizuki>ではドイツ生まれの紙クロスであるオガファーザーを採用

<Kizuki>が目指していることは「後世までつなぐ価値ある住まい」であり、30年ごとにメンテナンスができる家づくりです。前述のビニールクロスであれば、耐用年数が10年から15年とされていることもあり、「後世までつなぐ価値ある住まい」を実現することが難しくなってしまいます。
そのため<Kizuki>では、紙クロスであるドイツ生まれのオガファーザーを採用しています。
オガファーザーは木と紙が原料であり、日本の環境に適した材料です。快適な住環境を作ることができる数少ない建材の一つで、紙という素材感から日本人の心にも馴染む素材なのです。
<Kizuki>が着目するポイントとしては、メンテナンスが容易であることです。仕上げは漆喰調水性塗料デュブロンという自然塗料を塗装しますが、この塗料は塗り重ねが10回以上もできるメンテナンス性の高い素材です。
オガファーザーは、原材料が再生可能なものであり、健康被害を起こすようなものは使用していません。住む人だけでなく、製造者の健康までにも配慮された製品で、様々な認証制度を受けるなど、安全性が証明されています。
高いメンテナンス性と安全性、デザインも考慮されている紙クロスのオガファーザーは、まさに<Kizuki>が目指す「後世までつなぐ価値ある住まい」において、欠かせない材料です。ぜひ、<Kizuki>の現場で体感してみてください。