COLUMN

コラム

kizukiの家づくり

2025/7/17 (木)

Kizukiが考える災害対策

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は<Kizuki>が考える、災害対策のお話をします。

■災害に強い構造と、備えのある日常設計

地震・水害・台風といった自然災害が多発する日本において、「安心して暮らせる家」を実現するためには、性能だけでなく日常への備えも重要です。

まず、基本性能として<Kizuki>では「耐震等級3」「耐風等級2」を標準仕様として採用しています。
これは、現時点で最高クラスの基準であり、大きな地震や強風からも家をしっかり守る設計です。
加えて、家の立地にも注意を払っております。ハザードマップで浸水リスクが示されている土地については、床をかさ上げする設計や、建築自体をご提案しない場合もあります。

■ 停電にも動じない、エネルギーの自立性

高性能住宅としてもう一つ考えているのが「災害時の停電対策」です。

<Kizuki>の家は、高断熱・高気密仕様のため、停電時でも最低18℃を下回らないように設計されており、それ自体が一つの災害対策になっています。

さらに、太陽光発電+自家消費システムを導入し、停電時には冷蔵庫の上に設けた「非常用コンセント」から電力供給が可能。それにより冷蔵庫の電源を確保することができ、食材を守る性能を維持し、災害時の備えとして非常に実用的です。

■ 本当に必要な備えを、ご家族と一緒に考える

水害が想定されるエリアでは、2階に寝室を配置するのが有効と考えます。
理由としては、夜間に河川氾濫が起こった場合、1階に寝室があると逃げ遅れのリスクが高まるためです。

こうした災害時の動線まで考慮したプランニングも<Kizuki>では行っております。

一方で、すべての災害リスクに備えることが「絶対に正しい」とは限りません。
建てる場所やご家族の価値観によっては、「来るかどうか分からない災害よりも、日常の快適さを重視したい」という選択もあり得ます。
<Kizuki>では、お施主様と丁寧に対話しながら、そのご家族にとって最適なバランスを一緒に考えていきます。

これからも<Kizuki>は、災害に強く、日常も快適に過ごせる、未来に備えた家づくりを追求してまいります。

「確かな性能」ページはこちらより
https://kizuki-home.co.jp/promise/spec/

メールフォームからの
お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

045-931-2801

月〜土 8:00~17:00

断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現

100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値