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kizukiの家づくり

2025/10/6 (月)

横浜の気候に合う家づくり─今と未来を見据えた設計とは

横浜の気候って他のエリアと比べてどんな特性を持っているかご存知ですか?
住まいは何十年も家族の暮らしを支え続けるものだからこそ、その土地の気候特性をしっかりと理解し、適切に対応した設計が不可欠です。

横浜の気候は“恵まれている”けれど…?

横浜は、年間を通して比較的温暖で、寒暖差や湿度の変動も穏やかなエリアです。
実はこの安定した気候というのは、住宅にとってはとても恵まれた条件なんです。

例えば、北海道のような寒冷地では断熱性能が重要ですし、九州や大阪では高湿度への対策が欠かせません。それに比べると、横浜は極端な気候条件に左右されることが少なく、比較的柔軟な設計が可能なエリアといえます。

ただし、この“柔軟さ”が落とし穴になることもあります。
気候への適応がそれほど求められないからこそ、空調計画や断熱・換気の考慮が後回しになってしまったり、軽視してしまう工務店も少なくありません。
実際に、そうした計画が甘く、夏場に湿気がこもったり、冬に足元が冷えたり…というお悩みを耳にすることもあります。

「今ちょうどいい」では、足りない時代へ

地球温暖化によって、今は快適でも30年後にはどうでしょうか?
今夏の横浜は観測史上最も暑かった記録的な猛暑でしたが、気象庁のデータによると、横浜の真夏日(30℃以上の日数)は1970年代と比べて約2倍に増加しています。
今は快適でも、10年後、30年後には同じ設計では追いつかなくなるかもしれません。
だからこそ、目の前の快適さを当然と思わず、未来の気候を見据えた家づくりが必要です。
都市化が進む横浜では、ヒートアイランド現象も無視できません。

横浜を知る私たちだからできる提案を


<Kizuki>は、横浜に根ざす工務店として、この地域の気候や暮らしの変化を深く理解しています。
気候のこと、土地のこと、そこに暮らす人々のこと。
「今ちょうどいい」だけでなく、「これから先もずっと快適に暮らせること」を大切にしたいのです。

30年先を見据えた設計を行い、断熱等級7・耐震等級3・耐風等級2など、現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。空調に頼らず冬でも室温18℃以上を保てる設計を追求し、快適性と省エネルギー性を両立しています。

たとえ目に見えづらい部分であっても、未来のために丁寧に設計し、選び、つくることを大切にしています。
日々変化する気候に試行錯誤しながらも、横浜の風土に最も適した家づくり、そして将来も安心して暮らせる住まいを提案していきます。

横浜の気候を見据えた家づくりについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。

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断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現

100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値