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2026/08/28(金)

C値とは?0.1・0.5・1.0の違いと高気密住宅で重要な理由

C値とは?0.1・0.5・1.0の違いと高気密住宅で重要な理由

こんにちは。横浜で注文住宅を手がけるKizuki(小泉木材)です。

高気密・高断熱住宅について調べていると、「C値」という言葉を目にすることがあると思います。
「C値ってそもそも何?」「0.1や0.5という数字は何を意味する?」「C値はどのくらいなら高気密といえるの?」など、初めて見る方には少しわかりにくい指標かもしれません。
C値は、住宅にどのくらいの「隙間」があるのかを表す数値です。断熱性能を示すUA値とは違い、実際に完成した建物で気密測定を行って確認するという特徴があります。
この記事では、C値の意味や見方、C値0.1・0.5・1.0の違い、UA値との違い、気密測定を行う理由までわかりやすく解説します。神奈川・横浜で高気密住宅を検討している方も、ぜひ参考にしてください。

目次

 

==画像

 

C値とは?

C値とは、住宅全体にどのくらいの隙間があるのかを示す「相当隙間面積」のことです。
単位は「㎠/㎡」で表され、基本的には数字が小さいほど住宅の隙間が少なく、気密性能が高いことを意味します。

たとえば、同じ床面積の住宅でC値1.0の家とC値0.2の家を比べると、C値0.2の家の方が建物全体の隙間が少ないということです。
高性能な断熱材を使っていても、住宅に多くの隙間があれば、そこから外気が入り込んだり、室内の暖かい空気や冷たい空気が逃げたりします。
そのため、高断熱住宅の性能を十分に活かすためには、断熱性能だけでなく気密性能も一緒に考えることが大切です。

▶ 高気密・高断熱住宅とは?メリット・デメリットを詳しく見る

 

C値0.1・0.5・1.0はどのくらい違う?

C値について調べていると、「C値0.1」「C値0.5」「C値1.0」といった数字を目にすることがあります。
数字だけではイメージしにくいので、床面積100㎡の住宅を例に考えてみましょう。

 

C値 床面積100㎡の場合の相当隙間面積
C値1.0 約100㎠
C値0.5 約50㎠
C値0.2 約20㎠
C値0.1 約10㎠

 

C値は「住宅全体の相当隙間面積 ÷ 延べ床面積」で表すため、同じ100㎡の住宅なら、C値1.0で約100㎠、C値0.1では約10㎠の相当隙間面積になります。
つまり、C値1.0と0.1では、数字上は住宅全体の隙間量に約10倍の差があることになります。
ただし、ここで大切なのは「C値0.1なら良い家、0.5なら悪い家」と単純に判断しないことです。
C値は住宅性能を見るための重要な指標のひとつですが、快適な住まいをつくるためには、断熱性能や換気、窓、日射、間取り、施工なども含めて建物全体で考える必要があります。

 

 

C値が小さいと暮らしはどう変わる?

C値を小さくする目的は、単に住宅会社同士で数字を競うことではありません。
気密性能を高めることで、住宅の断熱性能や換気計画を実際の暮らしにつなげやすくなります。

 

室内の暖かい空気・冷たい空気が逃げにくくなる

住宅に隙間が多いと、冬は暖めた空気が外へ逃げたり、外から冷たい空気が入り込んだりします。夏も同じように、冷房で整えた室温を維持しにくくなります。
隙間を少なくすることで、断熱材や窓によって高めた断熱性能を活かしやすくなり、室温を安定させやすくなります。

 

家の中の温度差を抑えやすくなる

隙間から冷たい外気が入り込むと、場所によって室温に差が生まれやすくなります。
住宅全体の断熱・気密性能を高めることで、リビングだけでなく廊下や脱衣室なども含め、家の中の温度差を小さくしやすくなります。

 

計画した換気を行いやすくなる

高気密住宅というと、「空気がこもるのでは?」と心配されることがあります。
しかし、気密性能を高める目的のひとつは、意図しない隙間から空気が出入りすることを抑え、計画した給気口と排気口を通して空気を動かしやすくすることです。
どこから空気が入って、どこから排出されるのかをコントロールしやすくするためにも、気密性能は重要です。

 

 

C値とUA値の違い

高性能住宅を検討するとき、C値と一緒によく出てくるのが「UA値」です。
どちらも住宅性能を表す数字ですが、示しているものは異なります。

 

C値 UA値
何を示す? 住宅の隙間の大きさ 住宅から熱がどのくらい逃げやすいか
性能 気密性能 断熱性能
数値 小さいほど隙間が少ない 小さいほど熱が逃げにくい
確認方法 実際の住宅で気密測定 設計条件をもとに計算

 

簡単にいうと、UA値は「熱の逃げにくさ」、C値は「隙間の少なさ」を表しています。
どれだけUA値が小さく、高い断熱性能を持つ設計であっても、実際の建物に隙間が多ければ、そこから空気が出入りしてしまいます。
だからこそKizukiでは、断熱性能と気密性能を別々のものとしてではなく、セットで考えています。

▶ 断熱性能等級とUA値について詳しく見る

 

 

C値はどうやって測る?

C値は、図面上だけで決める数値ではありません。
実際に建てられた住宅で「気密測定」を行い、その住宅にどのくらい隙間があるのかを測定します。
気密測定では専用の機械を使い、住宅内の空気をファンによって外へ排出します。
隙間が多い住宅では、空気を外へ出しても隙間から外気が入ってくるため、屋内と屋外の気圧差が生まれにくくなります。

一方、隙間が少ない住宅では外から入ってくる空気が少ないため、屋内と屋外の気圧差が大きくなります。
この圧力差や空気量などから住宅全体の相当隙間面積を測定し、延べ床面積で割ったものがC値です。

▶ 実際の気密測定の様子を見る

 

 

なぜ全棟で気密測定することが大切?

気密性能は、設計図や仕様書だけでは確認できません。
同じ断熱材やサッシを使用していても、実際の気密性能は施工の仕方によって変わります。
特に窓まわり、配管や配線が壁を貫通する部分、床・壁・屋根の取り合いなど、住宅には隙間が生じやすい場所が数多くあります。
そのため、「高気密住宅という仕様になっている」だけではなく、実際に建てられた住宅を測定し、その性能を確認することが重要だとKizukiでは考えています。

また、建築途中で気密測定を行えば、想定より隙間が大きかった場合に、その原因を探して施工を改善することもできます。
一棟ごとに性能を確かめることは、設計上の性能を実際の建物でも実現するための大切な工程です。

 

 

 

C値は小さければ小さいほどいい?

基本的には、C値が小さいほど住宅の隙間が少なく、気密性能が高いことを示します。
ただし、住宅性能をC値だけで判断することはおすすめできません。
たとえば、非常に高い気密性能を実現していても、断熱性能が低ければ外壁や窓などから熱が伝わりやすくなります。

また、断熱・気密性能が高くても、夏の日射を十分に遮れない設計であれば、室内に入った熱がこもりやすくなる場合があります。
換気や空調の計画も重要です。

つまり、「C値はいくつなら正解か?」という数字だけを見るのではなく、「断熱・気密・換気・窓・日射・施工をどのように組み合わせているのか?」を見ることが大切です。
Kizukiが大切にしているのも、C値そのものを競うことではなく、その性能によって一年を通して心地よく暮らせる住環境をつくることです。

 

 

神奈川・横浜で高気密住宅を建てるなら

神奈川・横浜は、北海道などの寒冷地と比べると温暖な地域です。
そのため、「横浜ならそこまで高い気密性能は必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、気密性能の役割は「冬の寒さを防ぐこと」だけではありません。
夏に冷房で整えた室温を維持すること、計画した換気を行いやすくすること、断熱性能を十分に発揮させることなど、一年を通して住宅の環境を整えるために関係しています。

また、同じ横浜でも、土地の向きや周囲の建物、日射、風など住環境は一棟ごとに異なります。
だからこそKizukiでは、「横浜だからこの程度で十分」と一律に考えるのではなく、断熱・気密・日射・換気を含めて、その土地に合った住まいを考えることが大切だと考えています。

▶ 横浜の高気密・高断熱住宅について詳しく見る

 

 

KizukiがC値0.2以下を基準としている理由

Kizukiでは全棟で気密測定を行い、C値0.2㎠/㎡以下を社内基準としています。
実際の施工事例でも、C値0.1〜0.2㎠/㎡という測定結果が出ています。
たとえば横浜市旭区の住宅ではUA値0.25W/㎡K・C値0.1㎠/㎡、横浜市港南区の住宅ではUA値0.25W/㎡K・C値0.2㎠/㎡など、実際の建物ごとに性能を確認しています。

ただ、私たちが目指しているのは「C値0.1を出すこと」そのものではありません。
冬の朝も大きく冷え込みにくいこと。夏に冷房で整えた室温が逃げにくいこと。家の中の温度差を小さくしやすいこと。そして、断熱性能や換気設備が本来持っている性能を活かせること。
C値は、そのような暮らしを実現するためのひとつの指標です。
だからこそKizukiでは、設計時の数字だけではなく、実際に建てたすべての住宅で気密性能を測定しています。

▶ Kizukiの住宅性能について詳しく見る

 

C値は実際の建物で確かめてみてください

C値やUA値は、高性能住宅を比較するときに役立つ数字です。
しかし、数字だけを見ても、その住宅がどのようにつくられているのかまではわかりません。
どこに断熱材を施工しているのか。どのように隙間をなくしているのか。窓まわりや配管まわりをどのように施工しているのか。そして、本当に一棟ごとに気密測定をしているのか。
こうした部分は、完成すると見えなくなってしまいます。

Kizukiでは、完成見学会のほか、断熱材や気密施工、構造などをご覧いただける構造見学会も開催しています。
「C値0.2って実際どのくらい?」「気密測定を見てみたい」「横浜で高気密・高断熱住宅を建てるなら何を確認すればいい?」など、疑問があれば実際の建物を見ながらお気軽にご相談ください。

▶ 最新の見学会・イベント情報を見る

 

高気密・高断熱住宅について、もっと詳しく知りたい方へ

気密性能は、住宅性能を構成する要素のひとつです。断熱性能や断熱材などについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶ 断熱性能等級とは?1〜7の違いと横浜で家を建てるときの考え方

 

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断熱等級7・耐震等級3の性能に加え、国産木材を活かした住まいで、
家族が心地よく、長く安心して暮らせる住環境を。
Kizukiは、100年先も住まう人に寄り添う家をつくり続けています。

まずはお気軽にご相談ください。

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よくある質問

A

Kizukiでは、全棟で気密測定を行ないますので、ご安心ください。
Kizukiの社内基準は、C値(隙間相当面積)0.2㎠/㎡以下としています。
C値0.2という数値は、「家一軒分の隙間を集めてもハガキ約1/4枚分(スマホより小さいサイズ)」程度しかないということになります。熟練の職人技と徹底した現場管理があるからこそ実現できる、Kizukiこだわりの高気密施工です。

※C値とは...住宅にどれくらいの隙間があるかを示す「気密性能」の指標です。

A

高断熱・高気密とは、簡単に言うと「魔法瓶のように熱を逃がさず、隙間を減らした家」のことです。
外気温の影響を受けにくいため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。家じゅうの温度が一定に保たれ、冷暖房費を抑えられるのが魅力です。

一般的な家との違いは「家全体の保温力」です。普通の家は部屋ごとの温度差や隙間風、結露が生じやすいのに対し、高断熱・高気密住宅は廊下やトイレまで暖かく、結露を防ぎながら最小限の冷暖房で快適さを保てます。

これらは、断熱材の厚みや施工方法、隙間を徹底してなくす高度な技術など、複合的な要素によって実現されます。
KIZUKIでは、断熱等級7・UA値0.25・C値0.1〜0.2を実現し、最高水準の性能をお届けしています。

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弊社では、各建物の断熱性能や内部に入ってくる日射量等を計算し空調(エアコン)や換気の仕様を決めております。また、ご家族に人数や、滞在時間帯などの住まい方によっても設計方法も異なります。ヒアリングをしていくなかで、最適解を検討しご案内いたします。
多く採用しているのが、冬用の床下エアコンと夏用の小屋裏エアコンの組み合わせです。家族構成によって、壁掛けエアコンを設置する場合もあります。
換気も、第一種・第三種換気を使い分けております。

▼標準仕様のご紹介はこちら
https://kizuki-home.co.jp/standard/

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