こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は、私の地元である横浜についてお伝えします。
■「日本近代文学の巨塔」である森鴎外が作詞
出典:横浜市
「横浜市歌」は横浜市生まれ、横浜市育ちの人々であれば、誰もが聴いたことがある歌です。市内の小学校や中学校などのイベントでは、日本の国歌である「君が代」よりも前に横浜市歌を斉唱しています。
1909年(明治42年)7月1日に開催された横浜港の開港50周年記念祝祭で「横浜市歌」は初披露されました。作詞は「舞姫」「山椒大夫(さんしょうだゆう)」などの名作を残し、夏目漱石と並んで「日本近代文学の巨塔」とされている小説家の森鴎外(森林太郎名義で作詞)、作曲は当時東京音楽学校(現、東京藝術大学)助教授だった南能衛(みなみよしえ)氏が担当しました。
「横浜市歌」の歌詞は以下の通りです。
わが日の本は島国よ (わがひのもとはしまぐによ)
朝日かがよう海に (あさひかがよううみに)
連りそばだつ島々なれば (つらなりそばだつしまじまなれば)
あらゆる国より舟こそ通え (あらゆるくによりふねこそかよえ)
されば港の数多かれど (さればみなとのかずおおかれど)
この横浜にまさるあらめや (このよこはまにまさるあらめや)
むかし思えば とま屋の煙 (むかしおもえばとまやのけむり)
ちらりほらりと立てりしところ (ちらりほらりとたてりしところ)
今はもも舟もも千舟 (いまはももふねももちふね)
泊るところぞ見よや (とまるところぞみよや)
果なく栄えて行くらんみ代を (はてなくさかえてゆくらんみよを)
飾る宝も入りくる港 (かざるたからもいりくるみなと)
「はまれぽ.com」ではサイト上で「あなたは横浜市歌を歌えますか」というアンケートを実施。218名中155名、つまり72%の人が「歌える」と回答しています。
私はこの歌を聴くことで自分のルーツを感じる瞬間に立ち会えますし、私の目には横浜の港が浮かんできます。
横浜スタジアムを本拠地とする、プロ野球の横浜DeNAベイスターズでは「横浜市歌」をチーム応援歌としていますが、「横浜市歌」がスタジアム内で流れるとベイスターズファンは大声で歌います。
入学式や卒業式に参列する保護者の皆さんも「横浜市歌」を大きな声で歌います。それぐらい、横浜市民にとって「横浜市歌」は身近な存在なのです。
私たち<Kizuki>はこの横浜市を拠点として「後世までつなぐ価値ある住まい」を目指し、100年後も資産価値が続く家づくりを進めています。たくさんの魅力が詰まった横浜で価値ある家づくりを進めたい皆さま。横浜市へ移住を検討されている皆さま。ぜひ、<Kizuki>でともに家づくりを進めてみませんか。