こんにちは、<Kizuki>の小泉です。お客さまの豊かさを新しい家で叶えるために、お客さまと様々なやり取りをしています。今回はその一例をご紹介します。

■家づくりの中心は家族である
前回の投稿で「家族のあり方」を大切にし、家族が団らんするイメージをしながら、お客さまに提案することをお伝えしました。私たちの様々な提案に対して、お客さまからは様々な反応を頂きます。
もし、「そうではない」とされた場合に対して、私たちはお客さまを説得しても仕方がないので、更なる提案を続けていきます。初回面談では、想定外の内容を伝えられることがあります。
2回目の面談になると、それぞれが家づくりの視点の違いに気づき、進むべき方向が定まっていきます。「家づくりの中心は家族である」ということで、そのお客さまにおける家づくりの骨格が見えてくるのです。
■家族の歴史を巻き戻していく
横浜においては建て替え案件が多いため、お客さまがその土地に住んでいた時、どの風景が好きだったのか、家族の歴史を巻き戻していくような感じで間取りを考えています。
一方、新規の土地であれば、まわりの情緒や風景をどうわかりやすく提案していくのかになります。この辺りは緑が多くないので、窓の裏側に緑を配置。そのような感覚で進めていくと、6割ぐらいの確率で間取りを決めることができます。
たまに狭小地もありますが、こうなると外部のスペースを確保するのが難しいので、家族の生活スタイルのみで考えることになります。3階建ての可能性が高くなり、構造計算が厳しくなるために吹き抜けの配置が厳しくなるからです。
このように、建築場所によってシチュエーションも様々です。お客さまの想いに耳を傾けながら、その土地にまつわるルーツをたどり、何回もやりとりを重ねていきます。お客さまにとって最良の家づくりとなること、「後世までつなぐ価値ある住まい」を目指すために日々邁進しています。ぜひ、<Kizuki>の家づくりを体感してみませんか。