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columnコラム

kizukiについて

2022/11/04(金)

弊社の今後について (HP更新にあたって)

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こんにちは <Kizuki> 小泉木材株式会社 代表取締役 小泉武彦です。

この度は弊社HPをご覧くださりありがとうございます。2022年年明けより、HP更新に向け動いて参りましたが、晴れて先月10月に公開となりました。まずは、今回の更新にあたりご尽力くださいました関係者各位に改めて厚く御礼申し上げます。

さて、今後は当コラムにて弊社の様々な事柄について発信がされるものと期待しております。第一回目は私から今後の弊社の取り組みや、HP更新するにあたりどのような思いを持っていたのかなどをお伝えしたいと存じます。

弊社小泉木材株式会社は、現在76期目となり年が明けますと77期がスタートいたします。創業当初から木材卸売業と新築住宅建設等の工務店業を事業の主体として参りました。(最近材木屋が建設業に移行する流れがありますが、弊社は創業77年を迎える工務店だということです)

今でも創業初期に建設した家屋などを改築させていただくなど、地域工務店としてその地域の家守りとしての大切な役割は強く意識しております。

新耐震基準が設定されてこそ、長期的に建物を維持していく基礎や骨組みで家が作られるようになりましたが、その基準以前の建物を住み替えなどによる間取りの変更や性能向上工事などをするのは、根本となる構造の大きな欠陥により多くの建物で難しい状態です。本来は、今ある建物を性能向上させていく事で多額の費用を掛けなくても家に住めるようにしていきたいのですが、上記による理由でそれが叶えられない現実もあります。

これ以上この負債を子供たちや次の世代に引き継がせるわけにはいきません、彼らには多岐にわたる豊かな暮らしをしてもらう責務も私たちにはあると考えておるからです。

そのために、これから私たちが作る家は超長期住み続ける事ができるよう、最低限必要な条件が揃った家である必要があります。弊社の標準仕様は何十年後も最低限必要な条件とは何かを考え、それをどう維持管理、更新していくのか、私たちなりの最適解を導き出した結果です。よって過度な仕様だとお感じになられる方もいらっしゃることでしょう。

今回のHP更新にあたり、今後の弊社事業の在り方も深く考えました。

まず、私たちが作る家は何年持たせることができるのか。私たちの答えは最低100年、根拠としては【中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針(2014年)】及びそれを受けて作成された【戸建住宅価格査定マニュアル(2015年)】による認定長期優良住宅での価格査定上耐用年数評価100年に則ったものです。そのため改めて使用する材料とメンテナンス計画の見直しを行いました。

一方で100年持つ家を作ったとして、それを維持管理していく存在である弊社がそれ以上に存在し得るのか。これは簡単にできますとは言えません。76年も継続してきた企業がそれから100年以上も存在していくことは相当難しいことです。しかし、家づくりには大変大きな責任があります。だからこそ弊社がそれに取り組む必要があり、私たちが作った家がその役割を終えるまで家守りとして存在すると決めました。

今年、弊社は新しい企業として一からスタートを切ります。そのために、Kizukiという旗印を掲げました。            【築き】【気付き】【木好き】など前向きに、常に革新していき、100年後の子供たちに責任を持つ企業として全スタッフが努力して参ります。                                                        これからの弊社 Kizuki 小泉木材株式会社の前進にどうぞご期待ください。

豊かさと未来を 私たちは家からそして子供たちへ。 100年後の子供たちから溢れる笑顔に願いを込めて。

令和4年11月4日

小泉木材株式会社 代表取締役 兼 株式会社Kizukiホールディングス 代表取締役 小泉 武彦

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