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2024/5/2 (木)

旧山下小学校跡地活用事業について

 

こんにちは、<Kizuki>の小泉です。今回は、旧山下小学校跡地活用事業についてお伝えします。

■長年にわたり築き上げた歴史を後世に伝える場所でありたい

私たちは最近、旧山下小学校跡地の活用に関する市場調査へ参加しました。

旧山下小学校跡地とは、第二次世界大戦中の昭和17年に建てられた山下国民学校のことです。昭和61年3月、横浜市立山下小学校分校が閉校され、横浜市立学校として唯一残っていた木造校舎が、現在は山下地域交流センターとして活用されています。

この山下地域交流センターは、現在の横浜市緑区に位置し、東西を鶴見川と恩田川に挟まれ、北側を東名高速道路が囲む三角地帯に位置しています。かつてこの地域は農地や樹林地が多く、昭和30年代以降は工場や住宅地が開発され、昭和45年には稲作や近郊野菜の栽培が盛んになりました。

山下国民学校時代の2階建て建築物は県内で唯一の戦中期にあった木造校舎で、令和元年8月に行われた文化庁の視察では「国の登録有形文化財として価値がある」と評価されました。このため、都市部に残る貴重な歴史的建造物として保存活用が求められています。

但し、保存活用を継続するためには、耐震補強が必要です。平成29年に実施された耐震診断によると、この木造校舎は耐震基準を満たしていないことが明らかになりました。同じ山下地区には、山下みどり台小学校コミュニティハウスや山下地域ケアプラザが順次開館しましたが、社会情勢の変化や新型コロナウイルス感染拡大の影響で施設の稼働率低下が課題となっています。

Kizukiは、横浜で長年にわたり事業を展開してきました。
横浜市がプロジェクトのコンセプトとして掲げた「地域福祉・文化・暮らしの形成・向上や新たな地域の担い手育成・エリアマネジメント等につながる、公益性のあるもの」に賛同し、今回の市場調査に参加することを決断しました。
現時点での計画の詳細については控えますが、旧山下小学校校舎を安全かつ安心な場所に改修し、これまでと同様に地域住民に愛される場所として維持したいと考えています。

山や川に囲まれた自然豊かなこの場所で、長年にわたり築き上げてきた歴史を後世に伝えるためにも、私たちの想いを形にし、いつか皆さまと共有できる日が来ることを切に願っております。

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断熱・気密・耐震・制振など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現

断熱・気密・耐震など
現時点で提供できる最高クラス
の性能を実現

100年後も資産価値が続く家を目指すため、今の基準で家を建てるのではなく、30年先に求められる基準で設計を行なっています。例えば、断熱等級7、耐震等級3、耐風等級2など現時点で提供できる最高クラスの性能を実現。もちろん数字だけにこだわるのではなく、お客さまが快適に暮らせること、その快適さが持続するために必要な性能を逆算して家を建てています。

その中でもKizukiは、空調を使わずとも冬の室温を18℃に保てる家にすることを一番大切にしています。寒い家だと快適性が損なわれるだけでなく、エネルギーを大量に消費し、光熱費がかさんでしまいます。日本の冬の平均的な室温が約10℃の中、Kizukiでは持続可能な家を実現するために、たとえ日射量が少ない場所でも最適・最高の温度となるように設計いたします。

確かな性能

マンションの修繕計画のようなメンテナンス計画で長期的な費用を抑える

マンションの修繕計画のような
メンテナンス計画で
長期的な費用を抑える

Kizukiではただ高性能な家を建てるだけでなく、「どのタイミングでどのようなメンテナンスが必要になる」のかを考慮したメンテナンス計画を建築前に行なっています。不意に高額なメンテナンス費が発生するのではなく、細かくメンテナンスを実施することで長期的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えます。

家を建てる際に使う部材には本来耐用年数があります。しかし、事前にそれらが考慮されることはありません。Kizukiの家は部材の耐用年数をきちんと定め、交換しやすいように設計・施工するため、いざ交換という場合に大掛かりな工事や費用が発生することを防ぎます。

続く資産価値